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彩の大好きなお兄ちゃん

1‘

彩「お兄ちゃん!起きてぇ〜」

○「すぅすぅ」

彩「ご飯だよ」

○「ん…おはよ…彩ちゃん」

彩「ご飯できてるから食べよ?」

2‘

○「うん…」

彩のお腹に顔を埋める。

彩「わぁっ!もう…お兄ちゃん💕」

○「可愛いよ…彩」

3‘

彩「お兄ちゃんはかっこいいよ💕」

○「ご飯食べよっか」

彩「そうだね」

○「彩のご飯は美味しいから楽しみだ」

彩「愛情がこもってるからね」

4‘

〇〇達は朝食を食べる。

○「洗いもんは俺がしておくよ」

彩「ほんと?ありがとう!」

○「いいって」

5‘

ーーーーー

6‘

彩「お兄ちゃん、バイトの面接は?」

○「落ちた…」

彩「また?不採用理由は?」

○「…特にないって」

彩「何それ!」

7‘

○「バイト探さないとな…」

彩「無理して探さなくてもいいよ?彩が養ってあげるよ?」

○「それは兄として申し訳ない」

彩「いいんだよ?彩はお兄ちゃんより稼いでるし」

そう彩は高校生ながらその手腕で自身のブランドを立ち上げて

年収は5000万にもなる。

8‘

○「それは言わないでくれ」

彩「そうだ!今月のお小遣いあげないと!」

○「いや、先月の残りもあるしいいよ!」

彩「いいの!もらって!はい!」

財布の中から30万を〇〇に渡す。

9‘

○「おいおい、先月は20万だったじゃないか、なんで増えてんのよ…」

彩「好きなことに使ってね💕彩は学校に行ってくるから!」

○「あぁ…いってらっしゃい」

彩が学校にいく。

10‘

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11‘

和「お、あーや!おはよ!」

彩「なぎ、おはよう!」

美空「彩ちゃん!!おはよう!」

彩に抱きつく美空。

彩「やめてぇ!彩に抱きついていいのはお兄ちゃんだけのなの!!」

12‘

茉央「彩のお兄さん好きは相変わらずだね」

瑛紗「でも彩ちゃんのお兄さん、かっこいいからしょうがないよ」

彩「そうなの!お兄ちゃんはかっこいいの!!」

瑛紗の言葉を引き金にお兄ちゃんトークが始まる彩だった。

13‘

ーーーーー

14‘

“ガチャ”

彩「ただいま〜!」

○「彩ちゃん、おかえり」

彩「お兄ちゃん💕」

○「今日は早かったね?」

彩「お兄ちゃんに会いたくて早く帰ってきたよ💕」

15‘

○「俺も会いたかったよ」

彩「っ…💕」キュン💕

○「お風呂も入れるし、ご飯も食べれるよ?」

彩「先にお風呂に入ろうかな」

○「入ってきな」

彩「お兄ちゃんも一緒に入る?」

16‘

○「入りません」

彩「残念〜」

脱衣所に向かう彩。

○「さてと、履歴書でも書くか…」

17‘

ーーーーー

18‘

彩「お風呂上がったよ〜」

○「ご飯は?」

彩「食べる〜」

○「わかったよ」

〇〇はご飯の準備をして2人で食べる。

19‘

それから〇〇もお風呂に入り、寝る為に寝室にいった。

そしてご近所もしずかになる時間。

彩の寝室はまだ電気がついていた。

彩「うん…うん…適当に理由つけて面接落としておいて…」

電話を切る彩。

彩「ふふっ…お兄ちゃんは何もしないで彩のそばにいればいいんだよ💕」

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