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乃木坂バース〜六女・遥香はデートしたい!〜

1‘

どうも!白橋遥香です!

今日はお兄とデートにきてます!

しかもお兄にはある格好をしてもらってます!

その格好を楽しみたいので、駅で待ち合わせにしてる。

2‘

そろそろくるかな?

⚪︎「は、遥香ちゃ〜ん…」

遥香「はい!」

振り向くと、女の子の服を着てるお兄がいた。

3‘

⚪︎「お、お待たせ///」

遥香「…可愛い」

すごく可愛い!!

ゆるふわ系のコーディネートにしたけど

お兄の顔は化粧すると綺麗系だからすごく似合う。

4‘

⚪︎「ど、どうしてこの格好…///」

遥香「可愛いよ!お兄!いや、お姉!」

⚪︎「もぅ…行こう」

遥香「うん!」

5‘

デートと言っても、美彩姉たちみたいに

自由にできるお金が多いわけじゃないから

ゲームセンターに行くことにした。

最初は子供っぽいかなって思ったんだけど

お兄に場所を伝えたら、

『久々だし、いいねぇ〜』って言ってくれた。

6‘

まじ天使。

遥香「ゲームセンター行く前にご飯食べよ!」

⚪︎「うん、行きたい場所ある?」

遥香「いい所知ってるからそこにしよ!」

私はお兄の手を握って歩き出す。

7’

〜〜〜〜〜

8‘

⚪︎「美味しいねぇ」

遥香「うん!たまたま友達と見つけたんだ!」

⚪︎「口に付いてるよ?」

そう言って、正面から口を拭いてくれるお兄。

9’

遥香「あ、ありがとう」

⚪︎「どういたしまして!」

それからご飯を食べた後にデザートを頼んで、

お会計しようとすると

10‘

店員「こちらはお会計が済んでおります」

遥香「え…」

店員さんの言葉に困惑してると

⚪︎「ごちそうさまでした〜」

お兄がそう言って、私の背中を押しながらお店を出る。

11’

遥香「お兄がお会計を?」

⚪︎「うん、ここは僕がだすよ

遥香「え!悪いよ!」

⚪︎「うーん、これはデートだけど、僕はお兄ちゃんだし…」

12‘

遥香「でも…」

⚪︎「それを抜きにしても歳上だからこれくらいはね?だけど、ゲームセンターでは遥香ちゃんに出してもらおうかな!」

遥香「うん!わかった!」

ゲームセンターに向かう。

13’

〜〜〜〜〜

14‘

⚪︎「ほぇ〜、今はこんな感じになってるんだね?」

遥香「最後に来たのいつ?」

⚪︎「ん〜、中学生の時にお母さんと一緒に来て以来だから、15年くらい前かな?」

遥香「えっ!?そんな前!?」

⚪︎「うん」

15’

遥香「なら色々やろう!」

⚪︎「そうだね」

まずはクレーンゲームから!

⚪︎「あっ!落ちた!」

遥香「あー!後少し!今度は私がやってみるね!」

16‘

お金を入れる遥香。

⚪︎「よーし!掴んだ!お!そのまま!」

遥香「離さんといてな!」

そのまま景品受け取り口の穴まで一直線に落ちる。

17‘

⚪︎&遥香「「やったぁああ!」」

2人は抱きしめ合う。

⚪︎「落ちたね!」

遥香「うん!」

受け取り口からクマのぬいぐるみを取り出す。

18’

遥香「はい!こんなんで悪いけどプレゼント!」

⚪︎「くれるの?嬉しい!」

喜んでくれるお兄。

遥香「ごめん!少しお手洗いに行ってくるね?」

19‘

⚪︎「そこのベンチで座ってるね!」

遥香はトイレにいく。

⚪︎「クマのぬいぐるみかぁ〜、お母さんにもらって以来だな」

クマのぬいぐるみを抱きしめながらベンチに座ってると

20’

高校生「お姉さん〜!一緒に遊びませんか?」

⚪︎「ぇ…(心:そういえば今は女の子の格好してるんだった)」

高校生「俺、今友達と来てて可愛い人を誘うってことしてて」

⚪︎「ごめんね?私、今…」

遥香「何してるん?」

21‘

横から遥香が割り込んでくる。

高校生「し、白橋!?」

遥香「なんや、あんたか」

⚪︎「お友達?」

遥香「うん、高校の同級生の累」

22‘

累「初めまして、林累って言います!白橋はこのお姉さんと知り合いか?」

遥香「…彼女や!」

累「あー、前に言っていた彼女さんか!」

⚪︎「そうです、いつも遥香ちゃんがお世話になってます(心:ふふ、お友達に見栄を張っちゃったのかな?)」

23‘

累「いいなぁ〜、こんな綺麗なお姉さんが彼女って〜」

⚪︎「累くん、かっこいいからすぐに彼女できるよ、ナンパ頑張ってね?」

累「あっ!それは!」

遥香「ナンパ?累…あんた」

24‘

累「知らなかったから!」

遥香「今回は見逃したるわ…」

累「じ、じゃあ!俺はいくんで!」

小走りで立ち去る累。

⚪︎「いいお友達だね?」

25‘

遥香「…それは否定しない」

⚪︎「それで、彼氏くんは次どんなエスコートしてくれるのかな?」

遥香「っ!…帰りながら食べ歩き」

⚪︎「じゃあ、手を引いてエスコートお願いしまーす」

遥香「喜んで!」

26‘

この作品はフィクションです。

実際の人物や団体とは関係ありません。

またこの作品内の表現や行動はあくまでも、

作品としてなので、実際に行っても、

責任は取りかねますのでご了承ください。

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