見出し画像

君と過ごす、朝

1‘

⚪︎「七瀬〜、どうした〜?」

七瀬「ん……」

俺が朝ご飯を作っていると、後ろから抱きついてくる七瀬。

寝ぼけているのだろう、返事が返ってこない、

なので俺は気にせず、七瀬の好きなおかずを作り、

お皿をテーブルに運ぶ。

2‘

その間も七瀬はずっと背中にくっつきぱなしだ。

〇「七瀬?ご飯だよ?」

七瀬「うん……ウトウト」

〇「ほら、起きてよ〜」

七瀬「起きてるぅ…」

3‘

いやいや!寝るじゃん!!

でも、可愛い!!

七瀬「んぅ…おは…よ、大好きや…で」

〇「ふえっ…」

4‘

七瀬「ふぇって…くくくっ…」

眠そうにしてたと思ったら、急に大好きって!

急すぎて、変な声でちゃった!

⚪︎「七瀬〜!」

5‘

七瀬「だ〜め、ご飯食べてからな?」

ちゅーのおあずけをくらってしまった。

朝から小悪魔の七瀬。

〇「いいじゃーん」

6‘

七瀬「だーめ」

⚪︎「ぶぅぅ…」

七瀬「もう、しょうがへんな」

“ちゅっ💕“

7‘

⚪︎「んっ、七瀬!!」

七瀬「はいはい、ご飯食べようなぁ」

ご飯を食べる〇〇達。

数十分もしないうちに食べ終わる。

8‘

ーーーーー

9‘

⚪︎「今日はどうする?久々の休みだろ?」

七瀬「どうしよっかなぁ〜、う〜ん」

〇「どっかにいく?」

10‘

七瀬「う〜ん、〇〇とイチャイチャしたいから、お家やな!」

〇「っ💕くぁわぁいいいい!」

七瀬を強く抱きしめる。

七瀬「うむぅー!苦しいやん!」

〇「ごめんごめん!可愛くて!」

11‘

七瀬「…許したる」

⚪︎「ありがとう、今日はゴロゴロしよっか?」

ベッドソファーに寝転ぶ、〇〇

⚪︎「おいで」

12‘

七瀬「うん…」

〇〇の上に寝転ぶ七瀬。

⚪︎「こんなにくっつくのは久々だね?」

七瀬「やって、〇〇が先に寝とるから」

13‘

⚪︎「あはは、ありがたいことに七瀬が忙しいからね」

七瀬「〇〇といる時間が減る…」

⚪︎「でも、お仕事もらえるから仕方ないだろ?」

七瀬「そやけど…」

14‘

〇「だから、たまにの休みは七瀬を甘やかしたいんだ」

ぎゅうぎゅうに抱きしめる〇〇。

七瀬「ちゅーして…」

⚪︎「ふふっ、喜んで」

15‘

“ちゅっ”

七瀬「もっと…」

“ちゅっ…ちゅっ”

七瀬「足りひん…」

16‘

⚪︎「仰せのままに」

七瀬「もっと、もっと」

⚪︎「これ以上はキスだけじゃ、終わらないよ?」

七瀬「ええで、ななを愛して」

17‘

⚪︎「もぅ…どこでそんな、誘い文句を覚えてたの…」

“ちゅっ”

七瀬「ふふっ…どこやろな…?」

⚪︎「では、ベッドで尋問させてもらおうかな」

七瀬「お手柔らかになぁ」

それは七瀬次第かな?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?