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愛は何千と種類がある

1‘

○「なぁ…暑くないか?」

美月「そう?」

美波「夏のせいだよ」

祐希「そうそう」

史緒里「えへへ」

2‘

俺の側にピッタリとくっついている

4人はクラスメイトで、幼馴染だ。

紹介しよう

まずは…

3‘

与田祐希

この子は生まれた時から一緒で

どんな時も一緒だった。

かなり活発で、木登りが得意。

そして、胸が大きい

4‘

次は山下美月

美月は小学2年の時に転校してきて、それから高校まで一緒だ。

僕以外の男には小悪魔な対応をする。

勘違いされがちだが、イイ子だ。

5‘

次は梅澤美波

見た目はクール

背が高い

でも、4人の中では1番、甘えん坊

6‘

最後は久保史緒里

4人の中では1番、頭が良くて

色白…

でも、かなりむっつりだ

7‘

僕はそんな学校のマドンナに

なぜか、言い寄られてる。

○「いつも言ってるが、なんで僕なの?」

美波「そりゃ…」

8‘

美月「背高いし?」

○「175cmだから、今じゃ、ちょっと高いくらいだよ」

祐希「筋肉すごいし!」

○「剣道やってるからね」

9‘

史緒里「アソコもでかい!!」

○「いや、なんで知ってんだよ!てか他と比べたことないからわからないよ!!」

美月「え!?そうなの!?」

○「見るな見るな!視線を下げるんじゃない!」

10‘

祐希「なら、触っていいと?」

○「いいわけあるか!!」

美波「えぇ〜」

○「残念がるな!僕は部活にいく!」

11‘

〜〜〜〜〜

12‘

○「ふんふん!!」

“ブン!ブン!”

桃子「お疲れ様!なんか大変そうだね?」

○「お疲れ様、桃子ちゃん」

13‘

桃子「聞いたよ、今日もあの4人に言い寄られたんだって?」

○「いつものごとくね」

桃子「もう、誰かと付き合ったら?」

○「桃子ちゃんもわかってるだろ?あの4人はそれを望んでない」

14‘

桃子「1人の恋人になるなら全員とってやつ?」

○「そう」

あの4人が提案してきたのは全員と恋人になること

桃子「受け入れればいいのに」

15‘

○「そうは言っても、全員を平等に愛す自信がない」

桃子「多数と付き合うのはいいんだ?」

○「この時代だ、恋愛は数え切れないほどの種類があるからね」

桃子「そこまで、考えられるなら大丈夫だと思うけど?」

16‘

○「考えられるのと、全員を平等に想うのは違うんだよ

桃子「でもさ、愛されてると思われてるかはその人が決めることであって、〇〇くんが決めることじゃないよ?」

○「わかってるよ、でも…」

桃子「まずは話し合っていたら?」

体育館の出入口を指差す。

17‘

そこには噂の4人がいた。

○「…行ってくる」

桃子「は〜い」

〇〇は4人の元に…

18‘

○「4人共、少し、いいかな?」

4人「いいよ」

○「じゃあ、移動しよう」

5人は旧校舎の剣道部員の控え室に移動する。

19‘

〜〜〜〜〜

20‘

○「あの…その…」

美波「ゆっくりでいいよ?」

○「君達の提案、覚えてる?」

祐希「全員と付き合うって話?」

21‘

○「そう、それ」

美月「どうするか、決めたの?」

○「僕は君たちと付き合いたい」

史緒里「突き合う?突き合ってくれるの!?」

22‘

○「なんか漢字が違う気がする」

美月「まぁ、ここは誰もこないから💕」

美波「ゆっくりと突き合えるね?💕」

祐希「大丈夫!優しくするから!」

史緒里「えへへへ💕」

○「待て!なんか違う気がする!!」

23‘

To be continued

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