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「ザ・フラッシュ」感想【ネタバレ有り】

いろいろあったけどついに公開されました「ザ・フラッシュ」。非常に楽しかったけど、正直モヤモヤしたところもあったので、そこも含めて記したいと思います。

キャラクターの描写が良い

いろいろなキャラクターが登場しますが、どのキャラクターも非常に好感が持てました。バットマンもスーパーガールも最高でしたが、特に主役のフラッシュが良かったです。コミカルな部分とシリアスな部分の塩梅が非常に上手く、とても感情移入できました。最後の母親とのやり取りは号泣ものです。

アクションシーンが良い

アクションシーンもカッコ良かったです。フラッシュの超スピードアクション、バットマンのガジェットを駆使したアクション、スーパーの豪快なパワーアクション。どれも素晴らしかったです。個人的には冒頭のバットマンのアクションが非常に好きでした。チェイスシーンも合わさってとてもカッコよかったです。


※ここからモヤっとしたところを記したいと思います。嫌な方はここで閉じることをオススメします。




終盤まで楽しく観ていたのですが、だんだん雲行きが怪しくなり、最後には

過剰なファンサと最後のオチにかなりモヤモヤさせられました。

特に最後のオチに関しては怒りすら感じます。

①過剰なファンサ
終盤いろいろな世界のスーパーマンが映るシーンがありましたが、正直ここは困惑しました。おそらく当時の映像そのまま使ってるだろう古さ臭い映像で、映画から気持ちが離れました。ほとんど物語に絡まないなら出さなくて良かったんじゃないかなと感じました。
まぁここは我慢できました。これに喜ぶファンも多いとは思います。問題は次です。

②最後のオチ
何で次回作に繋げるようなオチにした??
もうDCEUは打ち切りで、今後は新たなユニバースを形成することが公式に発表されています。もうこの作品の続きがないことはアメコミ映画のファンならある程度知っていると思います。
それなのにこの終わり方は非常に無責任だと思います。
普通に「過去死んだ母は救えなかったけど、父は救えた」エンドで良かったと思います。

総括

全体的には非常に良くできた映画だと思いますが、最後のオチで台無しになったといった印象です。あとちょっと絶賛コメントが多すぎてハードル上がりすぎたとも思いました。個人的にはガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの方が好きでした。

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