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「大怪獣のあとしまつ」は何が悪かったのか

去年悪い意味で話題になった映画「大怪獣のあとしまつ」。Amazonプライムに来てしばらく経ちましたがようやく観ました。

前評判通り酷い映画でした。

今回はこの映画のどこが悪かったのか、私の考えを記したいと思います。

映像と内容が合ってない

私がこの映画観て思ったのはこれでした。映像は暗く真面目なトーンなのに、登場人物が話している内容や起きている事象が非常にくだらないです。

どんな気持ちで観ればいいかわからなくてとても混乱しました。

同じ内容でももう少し画面が明るければ、観れたのではないかなと思っています。
まぁギャグもくだらないんだけども……

役者の演技もバラバラ

この映画恐ろしいことにコメディ演技している人とシリアス演技している人が同じ場面にいるのです。

どんな気持ちで観ればいいのかわからなくて混乱s(以下略

せめて演技の方向性くらいは揃えようよ製作陣……
ちなみにオダギリジョーが出ている場面はとても良かったです。その場面はみんな真面目だったからだろうか……

製作陣の舐め切った態度

後にあった製作陣へのインタビュー。あれも酷すぎてプチ炎上してましたね。当然だと思います。「観客にこちらの意図が伝わらなかった」
という部分は多くの方がすでにコメントされているので今回は省きます。個人的に気になったのはこちらのコメントです。

「監督が三木聡だからコメディだとわかると思った」

これは私の偏見かもしれませんが、多くの方はそこまで監督の名前に興味ないと思います。
「監督がこの人だから〜」は言い訳にはなりませんし、本気でそう思っているなら認識が甘いので改めてください。

最後に

近年稀に見るレベルの最悪な映画でしたね。前評判が悪すぎたのでハードルはだいぶ下がっていたのですが、それでもくぐってくるとは思いませんでした。2度と観たくない映画の1つです。
余談ですが、一緒にこの映画を観た同居人はあまりの酷さに涙すら流していました。本当申し訳ないことをした……

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