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お風呂上がりはバスタオルかフェイスタオルか

「考える」について、家での身近な例です。

お風呂上がりのタオルの大きさについて、バスタオルがいいという夫と、フェイスタオルに統一したい私の主張がぶつかりました。

強行突破しようと、フェイスタオルを買い揃えてみました。

しかし、夫はバスタオルがくたびれてきても、なかなか新しいフェイスタオルに移行してくれません。

(フェイスタオルにしようよ!)
(洗濯するのは主に私なんだけど!)

心の中で、ふつふつと沸いてきます。言葉に出して言うか、我慢するか…。

ここで、この状況をちょっと付箋に書き出して考えてみます。

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対立しています。

ここで、視点を変えて2人の「共通目的」を考えてみます。対立していても何かしら共通目的があるはず!と思って考えます。

我が家だと、「生活を快適にする」だと考えました。

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2人とも、生活を快適にしたいからそれぞれ主張するわけです。

そして、バスタオル1枚で済ませたい(フェイスタオルだと体と髪で2枚いる)、というのが夫の思い。

一方、家事の負担を減らしたい(フェイスタオルは乾きやすく干すところも選ばない)、というのが私の思い。

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<行動>の2つを見ると、バスタオルを使う限り、フェイスタオルに統一できないので、同時に実現することはできません。(対立している)

一方、<要望>の2つを見ると、バスタオル1枚で済ませて、かつ家事負担も減らせるような方法はあるかもしれません。(対立しているわけではなさそう)

私にとって、家事を減らしたいっていう思いが満たされれば、夫がバスタオルを使ったっていいわけです。

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さらに、2人とも「生活を快適にする」という共通目的があることも確認できました。

無理にフェイスタオルに統一せず、速乾性・吸水性のあるタオルにしたり、ドラム式洗濯機を購入したり、何か方法がありそうです。

このように、図に書き出して「考える」ことで、感情的になったり、ただやみくもに我慢することからも回避できました。

ちょっと考えてみることで、人にちょっぴり優しくなれました。




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