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「好きな事で生きて行きたい」と思う時、そろえるべき条件。

(※この記事は2019/07/16の再掲載です)

こんばんは。七草堂ひろきちです。
今日は、「現在会社で働いているんだけど、いづれ好きな趣味で生きて行きたい」と、考えている人たちに、僕の思う心構えや、やっておいた方がいい準備などをお話したいと思います。

ちなみに、僕は先日まで底辺工場で3交代の肉体労働をしながら、ゲームを制作し、2本を完成させ、ようやく今回の専業の挑戦に踏み切りました。僕の1つの作品は大体、約5000本づつ売れています。(ちょっと時間はかかってますが・・)

これ、知らない人は一見すると「おー5000凄いじゃん」と、思うかもしれませんが、実は全然すごくないです。この業界では雑魚の部類です。

凄い人だらけで、逆に言えば、がんばればいける可能性はあると思っています。(僕の作品は下の方にリンクがありますので、興味のある方はあとで是非見てみてください。※エロゲーなので注意してください。)

さて早速ですが、まず、ざっと僕の考える結論からお話します。
僕の思った「趣味を仕事にしたいと思ったときに揃えるべき条件」は以下6つです。

①作業が好き。
②今の仕事や生活をちゃんとこなしている。
③しばらく無収入でも大丈夫な貯金がある。
④贅沢に興味がない。
⑤既にいくらかその趣味で稼いでいる。見通しを感じてる。
⑥孤独と不安に耐える覚悟がある。

これらが、僕の思う趣味を仕事にして生きて行き始めるための最低条件です。「始める」という所に注意してくださいね。

これだけの条件をそろえて、スタートラインに立つべきだと思いますし、

事実、僕はこの条件を満たしてから今回の挑戦に臨みました。
そしてその方が、多くのこれから起こりうるであろう事象に対応できるのではないかと思います。

では、①から僕の思う理由をお話して行こうと思います。僕の場合は「ゲーム作品作り」なので、参考になるところとならない所があるかもしれませんが、その辺は上手にご自分の環境に置き換えてみてください。

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■■■①作業や仕事が好き。■■■
極端ですが「一生衣食住を保証され、仕事に行かないでいいけど、一生家の中で作業することになって外出できなくなる刑」があったら、喜んで受けたい!と、思える位、作業やその仕事が好きであるかどうか。

例えば、僕はゲーム製作を趣味としていて、その最中は苦しいのですが、365日・・・いや、体力に限りが無ければ24時間やっていたいんです。

単にフリーで「だらけたい、サボりたい」これでは、いづれ待っているのは破滅ですね。

■■■②今の仕事や生活をちゃんとこなしている。■■■
これは「今の仕事で超一流」である必要はありません。単に「無難にちゃんとやれている」だけで結構です。これは大事だと思います。

「今の仕事場が嫌だから苦しいから逃げたい」「クソ上司が無能で、頭にくるから離れたい」
という、いわゆる「フリーは楽そうだから逃げたい」という理由でフリーになりたい。というのではどうかと思います。

何故なら、作品というものは、自分に勝てなければ完成しないからです。

昨今は「負けてもいいじゃないか逃げてもいいじゃないか」と、甘言をもてはやす風潮があります。僕も基本的にはこれには賛成です。が、貴方が専業で戦いたいというのであれば、この言葉に頼るというのでは、これは疑問符です。

どんな状況でも大勝利でなくてもいいんです、最低でも逃げるわけじゃないということを条件としては推したいです。

これを聞いて、
「おいおい、職場になじめずに仕事を投げ出して、趣味で生きたら沢山稼げたってヤツをいっぱい聞くぞ」
そう、思った人もいるでしょう。実際そうである人もすごく多いです。それだけ、世の中にはすごい才能を持って成功している人間は沢山います。

しかし、そんなすごい言わばガンダムみたいな人達ではなく
僕のようなクソ雑魚の量産型のボールのような僕の考える条件ですので、その量産型の戯言として俯瞰して頂ければ幸いです。

あ、でも、あくまで「仕事を辞めるな」とか「今の生活を変えるな」ということではなく、ブラックとかどうにもならない会社とかは全力で逃げてください。

 まず生活基盤をしっかり設けて、その足場を使って、準備をしましょうということです。

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■■■③しばらく無収入でも大丈夫な貯金がある。■■■

これは、CG製作だったり、ゲーム製作だったりで、期間は違うと思いますが、最低半年。可能なら1年くらい無収入でも大丈夫という状況が好ましいです。
と、いうのも、すぐに収入になる保証があまりにも無いからです。さらに、お金の不安は精神の不安に直結し、良い創作活動にも悪影響が出ると思うからです。
人を楽しませる創作物は、作る本人が楽しいと思っていないと良いものはできないのではないでしょうか。
僕は長い間底辺職場で、クソな上司に「こいつはもう転職なんかできない、一生ここに居るだろう」と思われながら、黙って頭を下げ顔を伏して静かに爪を研ぎながら時を待ちました。これは、②の条件ともリンクします。

■■■④贅沢に興味がない。■■■
これも言うまでもないですが、収入が不安定になるのに、高価な物を欲しがったり、見栄をはるのが好きではいけないと思います。
これは、①の条件に多少リンクしますが、あくまでも「この作業を生活の仕事にして生活できれば満足だ」と、いう土台をしっかり持っていなければいけないと思います。
もしかして、作品が思わぬヒットをするかもしれません。しかし、その時でも収入があったからと、高価なものや贅沢をすれば、いづれ行き着く先は同じでしょう。

■■■⑤既にいくらかその趣味で稼いでいる。見通しを感じている。■■■
もしやろうとしているその仕事が「今、それでの収入は全くゼロだけど、やってみればなんとかなるだろう!」と、言うのであれば、それはやめておいた方がよさそうです。

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主軸に現在の仕事を置いておいて、副業である程度「いける」と思うところまで引っ張れるようになってから挑戦しましょう。

これは前回の記事「社畜をしながらの創作活動は楽」で語った通り、その方が安全で楽だからです。

もし、この状態でも耐えられないようならば、専業の挑戦はお勧めできません。

そして、この条件は③とリンクし、③を実現します

■■■⑥孤独と不安に耐える覚悟がある。■■
これは、僕の以前語っていたそのものなのですが、自由と孤独は常にセットで切り離すことはできません。会社を辞め、最初は「自由だ」とウキウキするかもしれませんが、それはすぐに「本当に自分は間違ってなかったのか」と不安に変わります。なので、臨場感を持って、この感覚に自分の精神が耐えられるかを考えてください。

以上が、僕が思った、「趣味を仕事にしたいと思ったときに揃えるべき条件」です。僕も偉そうなこと言って、まだフリーで開始したばかりなので、案内できるのは、
スタートラインに立つところから、数日間で感じたことだけです。

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 でも、それでも、日々感じたり、僕と同じように「いつか趣味を仕事にして生きてみたい」という人に、毎日感じてることや、悩んだことなどを学びにして、僕の思う情報や、具体的な方法などを今後も紹介して行こうと思います。

 もし、少しでも「参考になった」と思ったりしたら、「いいね」などをして頂けると、とても嬉しいです。

現在はこういったゲームを開発中です。僕の挑戦も今始まったばかりなので、僕と同じように夢を追う皆さん、一緒に頑張りましょう。


いつも、当ブログを最後まで見ていただいてありがとうございます。

僕は兼業から専業に変わって、勤め人とは違う毎日に希望と不安を覚えながら頑張っています。これからも、僕のリアルな専業の日々で感じたことや、役立ちそうな情報を発信してゆこうと思います。

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