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ドラマ感想「海上牧雲記」#01

昨日からチャンネル銀河で放映が始まった「海上牧雲記」、
さっそく録画して第1話を視聴しました。

中国のゲームオブスローンズとも言われるこのドラマ、
楽しみに待っていました。
九つの州が三つ巴というか混沌の中に放り込まれ
争いに飲み込まれていくお話のようで、
かなりゲームオブスローンズを意識しているのかな?
と思わせられます。

第1話は草原の民と都から来たらしき鉄仮面騎士と着の身着のままで黒い森を目指していた旅人しか出てきません。
予言を知ったために黒い森を目指して来た旅人は、草原の部族が住まう地まで来て力尽きてしまいましたが、族長の息子に助けられます。

しかし、結局は予言の秘密を知る旅人を追っていた都の騎士に捉えられ
てしまいます。

こいつは何か喋ったか、という騎士の問いに「死にそうで混乱しているようでわめくばかり」、何も意味のあることは言っていないと答えますが
旅人は火あぶりにされたとき、天変地異について叫びながら死んでいったのです。

都の政府が隠したいと思っている情報の一端を聞いてしまった草原の民。
族長は、3日もしないうちに飢え死にするほどの税の取り立てを口実に
あの黒い騎士たちが殺しに来るだろうと悟りました。
南へ居住地を変えよう、今は他の部族の土地になってしまった
かつての領地を取り戻そう、と出発を決めるのでした。

南の集落を襲い、たいらげた草原の民。
13才の次期族長の手には、巨人族の骨で作られた先祖伝来の武器が。
OPタイトルで大きな斧で戦う若者がいますが、彼が成長した姿でしょう。

話はすごーーくオーソドックスな感じですが、
景観が壮大で世界の広さを感じます。
旗をかかげた騎馬の行軍が興奮をかきたてる!
いいな~中国は広いロケ地と人馬があって。


日本で
「砂漠を行軍する騎馬隊2000。照りつける太陽に黒光りする甲冑」
なんてシナリオを書いても、撮影される見込みはない。

部族の挨拶のしかたや儀式などもおもしろいですね。
設定が細かくつくりこんであって好感度高い!

やっぱりね~ファンタジーは世界をしっかり作ってあると
その世界の中で視聴者も遊べる(脳内)ので情も湧きやすいです。

現実世界に不思議が紛れ込む系のファンタジーもステキなんですけど
私にとってのファンタジーって、こういう世界そのものを作ってる
作品のことなんですよね。

おっと。そろそろ放映の時間ですね。
今日はリアル視聴しちゃおうかな。


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