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ドラマ感想 Netflix「ウィッチャー」

ついにNetflixに入会してしまいました。
アマプラとケーブルでは足りずに、TSUTAYAで借りてくるのが割高すぎ
オリジナル作品も多いここに決めました。
すでに沢山マイリストに入れたのですが、画像が一番気になっていたこれ、
「ウィッチャー」を視聴。

おおおお。素晴らしい戦闘シーン!
これだ、これよ! これがファンタジーよ。
甘っちょろいコンビニがありそうな異世界なんてお呼びじゃない。
道は舗装されてない、扉はしっかり閉まらない、馬車の車輪は外れかけ
居酒屋は薄暗くて不潔(笑)

ウィッチャーとは、スラヴ諸国でいうところの男の魔法使い。
原作はポーランドの作家アンドレイ・サブコフスキの小説です。
中欧、東欧のファンタジーはなかなか日本ではお目にかかれないので
期待が高まります。
正義面をした怪しい魔術師、呪われた16人の少女、魔法と科学?で作りだされた「ウィッチャー」というミュータント。

人物設定としてはヴァンパイアハンターDのような感じでしょうか。
人間とそうでないものとの混血で怪物なり吸血鬼なりを倒していく。
自分も半分はその怪物であると自覚しながら、倒さねばならない運命。

第一話では水に住む怪物を倒し、ウィッチャーのゲラルトは寒村にたどりついた。いつものように「半妖」として忌避されるウィッチャーは酒場に入っても注文さえ受け付けてもらえない。
1人の若い女が周りを黙らせ、ゲラルトに食事ができるようにしてやるが、それには理由があった。

どんな怪物でも買ってくれる人がいると聞いたゲラルトは、冒頭で倒した怪物を売り稼ぎにしようとその人物を訪ねる。その人物は魔法使いで家中を美しい幻影で装飾していた。ゲラルトが何者であるかもすでに承知している。

魔術師はゲラルトに怪物を買い取るよりも重要な依頼をしたいという。
それは昔、日蝕の日に生まれた16人の呪われた少女の最後の一人を殺せというものだった。

それが、酒場で出会った若い女。彼女はゲラルトが魔術師の依頼を受けないように自分の味方にしたかったのだ。

しかしゲラルトは、呪いや運命を信じないという。呪われた少女はこの世に災厄をもたらす存在であり、殺すのは必要な悪だと説得する魔術師に必要な悪もただの悪も「悪」には違いがないと依頼を断るのだった。

おっと、あらすじを書いているといつまでも終わらない。
この物語は運命を否定するウィッチャーの運命の物語なんだな、と理解。
琥珀色の瞳と白髪、たくましい身体から生み出される美しい動き。
ゲラルト役のヘンリー・カヴィルが文句なしにカッコイイ。

シニカルなことを言うゲラルトのことがもっと知りたくなってきました。

悪は必要だろうがくだらない悪だろうが、悪には変わりがないから
人殺しの依頼は受けない。

怪物を倒すたびに自らも怪物に近づいていく。
そうであっても、倒さなければならない。

まだこの世界の価値観が分らないので、本当に知らない土地を旅しているような気持になっている。

さあ、2話を見ようかな!

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