なぜ昔のゲーム音楽ばかり評価されがちなのか(youtubeコメント欄より抜粋)


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“スーファミやGBAはロービットでサンプリング時間も短いがゆえに独特な音色を持っていて、例えば今も人気の高いスーパードンキーコングシリーズやマザー23の曲はスーファミの時期だったからこそ生まれた最高の音

ファミコンやゲームボーイの短波長+三角は+ノイズは聞いていてシンプルに気持ちがいいし、いまだにチップチューンが人気なのもうなずける。
音色以外でも、特に同時発音数の少ないこの頃の曲は尖っていて、コード感を出すために今までの楽器のあり方にとらわれない早いアルペジオがあったり、スピード感を出すために早いベースのオクターブ引きが会ったり、はたまたDQ序曲は聞いてブラスだとわかるつくりをしていたり、少ない音で工夫した結果クラシックの対旋律の考えを取り入れていたり、その逆でいい意味で音楽をがっつり学んできていない人間からしか生まれない曲があったり(ポケモンの増田さんとか)“

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アルペジオのゲーム音楽といえばダントツでFFのビッグブリッジの死闘。人間に弾かせる(あるいは歌わせる)ことを前提としていない高速アルペジオが素晴らしい演奏たちを生み出したのかと思うと感慨深いです。

ビッグブリッヂの死闘 超絶技巧ヴァイオリンロック! FF5 コメント弾幕付き! – YouTube

FINAL FANTASY Ⅴ【 ビッグブリッヂの死闘 】エレクトーン演奏 – YouTube

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“チープな音と少ない音数が醸し出すシンプルさからくる、テクノの魅力の原点のような中毒性がある。
情報量の少なさが逆に聞き手をシンプルに興奮させる効果があるというか。“

”ゲーム機ならではの制約が数々の名曲を生み出してきた。今のゲーム音楽はジャンル(ジャズ、ロックなど)問わず作曲できるが、昔は音のエフェクトが限られていた(ピコピコみたいな音しかならない)から、音のサウンド(歪みとか)でジャンルを表現することができなかった。そのため、メロディを工夫するしかなかった。”

すぎやまこういち先生がゲーム音楽界でレジェンドになったのは、クラシックを音楽の基盤にしていたことが大きいかもしれない。

”映像がリアルになってきた時にメロディがキャッチ―過ぎると違和感が強くなる” 植松信夫(FFシリーズ)

ゲーム音楽とは関係ないけど

”めちゃくちゃ音響の悪い環境、例えば漁港のスピーカーとかで流れててもいい曲と思える曲こそが最高にポップな曲である”というのは、秋元康がどっかでいうてたことらしい。

ベーシストからしたら悲しい事実。

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