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【Wリーグ】好きな選手が増えました【第1週振り返り】

いい選手が多すぎる

Wリーグの開幕1週目が終わりましたね!
昨シーズンはWリーグ観戦1年目で1番好きな紡織(とトヨタ自動車)しか見ていなかったのですが、観戦2年目となり他のチームの試合も見る余裕が出てきました。
いい選手が多すぎる!!!
各チーム各選手にファンの方がいると思いますが、多くの皆さんがそう思っているのではないでしょうか?

そこで今回は"いい選手"という切り口からWリーグ1週目を振り返っていきたいと思います。


星杏璃がヤバい

game1 トヨタ自動車70-57ENEOS
Game2 トヨタ自動車68-73ENEOS

トヨタ自動車vsENEOSの戦評(下記参照)でも書きましたが星杏璃がヤバいです。

【良】いま、星杏璃が熱い
星選手、ヤバいです。昨シーズンから上手いな~とはなんとなく思っていましたが今日はっきりとわかりました。星杏璃、ヤバいです(2度目)。

ハンドリングの上手い山本選手が、星選手がディフェンスについている時にボールをうまく運ぶことができていなかった場面を見て驚きました。
ディフェンスはヘルプディフェンス、ローテーションディフェンス、対人ディフェンスの3つに分けることができるのですが、対人ディフェンスではWリーグのPGの中で一番上手いのではとさえ思ってしまいました。
星杏璃の衝撃はディフェンスだけではありません。オフェンスにおいてボールのもらい方、レイアップのフィニッシュ、飛び込むタイミングなどとてもセンスを感じました。

game1 23分出場10得点(5/9)4リバウンド3スティール
game2 27分出場14得点(5/13)7リバウンド3スティール

25分前後の出場で攻守においてインパクトを残し、game2の勝利に大きく貢献しました。特にディフェンスがヤバいです。

ヘルプディフェンスの上手い富士通の内尾さん、ポストディフェンスの上手い髙田社長、ローテーションディフェンスが鬼速い東藤なな子、などディフェンスが上手いといっても色んなタイプがいるのですが、星杏璃さんはスピードのあるガードに対する対人ディフェンスがすこぶる上手いなと感じました!

トヨタ自動車とENEOSに関して

トヨタ自動車とENEOSは1勝1敗。開幕のカードとしてはこの上ないくらい熱かったですね~~。
他のチームの試合も見たのですが個人的に現段階のパワーランキングではこの2チームがTOP2かなと感じました。


エース宮澤

game1 羽田73-77富士通
game2 羽田50-81富士通
※羽田ホームコート

今シーズン、篠崎、モニカ、内野の抜けた富士通をキャプテンとして引っ張る宮澤選手。開幕前の記者会見では「目標は優勝」と高々に宣言してくれた頼れるキャプテン。

vs 東京羽田ヴィッキーズ
game1 28分出場25得点(2P8/12,3P2/4)8リバウンド
game2 27分出場22得点(2P6/11,3P2/6)9リバウンド

昨シーズン平均得点チーム1位モニカ(15.28点)、2位篠崎(13.55点)の2人の穴をしっかり埋める働きをしてくれました。
宮澤選手は余裕でエースになれる器ですが、ENEOSでは渡嘉敷、代表では渡嘉敷、林、髙田、本橋などに隠れて今までガッツリエースだったことってプロになってからはなかったように思います(あったら教えてください)。
そんな中で今シーズンはキャプテンとしてチームをまとめつつ、エースとしてチームを引っ張る宮澤選手が見れそうです。

羽田と富士通に関して

羽田はgame1勝ちたかったですね。。。尾崎、水野の両選手が特に素晴らしかった!富士通がいまいち嚙み合ってなかったから勝つチャンスはありましたね。game2ではしっかり調整してきて富士通本来の強さを見せつけられたように感じました。
富士通はgame1みたいな試合をしてしまうと中堅~上位チームにポロポロ負けてしまいそうなので気を引き締めていきたいですね。
まっちーは相変わらず異次元なタイミングでパスを出しますね。


江良萌香は富士通を救うのか?

日本の忍者こと篠崎選手が昨シーズンにて引退してしまった影響で富士通のSGの枠がポッカリあいてしまいました。そんな中アイシンから移籍してきた江良選手が今シーズン富士通のスターティングSGに任命されました。そんな江良選手の主要スタッツがコチラ。

vs 東京羽田ヴィッキーズ
game1 37分出場24得点(2P2/3,3P6/10)2スティール
game2 30分出場18得点(2P2/5,3P4/10)1スティール

3Pは10/20で2試合平均、脅威の50%。ヤバすぎる。
2試合で判断するのは早すぎるという人がいるかもしれませんが、試合を見た感じではたまたま調子が良くて入りまくってるというよりかは、シュートが上手い人のシュートが入るべくして入っているように感じました。
昨シーズンも3Pを39/92本決めてリーグ6位の成功率である平均42%。だいたい38%くらいを超えてくると良いシューターと言えるのでこの数字は素晴らしいと思います。
江良選手はシュート確率、ショットセレクション、シュートフォーム、ボールの軌道などを見ても代表のシューターに劣らないレベルのシューターのように感じました。

篠崎さんは走りまくって、カッティングしまくって、ドライブして、と所謂スラッシャータイプの選手ですが、江良選手はピュアシューターなので、篠崎さんの穴を埋めるというよりかは新たな富士通が見れそうといった感じです。


赤穂ひまわり有能すぎぃぃぃ

game1 デンソー74-54アイシン
game2 デンソー68-66アイシン
※デンソーホームコート

合言葉は「困ったらひまわり」。
日本代表のひまわりは、跳んで、取って、走って、得点して、となんでもハイレベルでこなすオールラウンドな選手です。代表でも「あ~どうしよう…ヤバい…ピンチ………とりあえずひまわり!」みたいな瞬間をこの1年で何度も見てきました。
デンソーの試合でもそんな超有能で働き屋のひまわりがさっそく見れました。

vs アイシン
game1 26分出場15得点(2P5/12,3P0/1)15リバウンド2ブロック
game2 37分出場12得点(2P4/8,3P1/1)13リバウンド1ブロック

game2はOTまでもつれる拮抗した試合だったためか、37分出場とチームで2番目に長いプレータイムでした(ちなみに1番は木村亜美さん)。
プレータイムの長さはHCの信頼の証です。日本代表でもプレータイムが長くなりがちなひまわりはデンソーの大事な試合でも出まくるようです。

リバウンドの数がバグってる。平均14リバウンドってNBAですか。。。ボールに対する嗅覚とセンスでひまわりがリバウンドを得意なのは周知の事実ですが、センターでもないのに流石に取りすぎててびっくりしてます。
game2、4Q同点の場面のラストプレイでは、スピードのあるPGをディフェンスで止めていて流石でした。

デンソーとアイシンに関して

今シーズンのデンソーで心配だったのは
①PG問題
②アイデンティティは何か
だと思っていましたが2試合みて、PGは木村亜美さんで解決。アイデンティティは”デカさ”かなと感じました。
PG木村亜美(165cm)SG本川SFひまわり(184cm)PF髙田(185cm)Cさくら(184cm)
スタメンの身長はWリーグで1番大きいように思います。

木村亜美さんは、game2では40分出場していて流石に出すぎでは?と思いましたが、圧倒的に安定しているように見えたのでまあしょうがないのかなとも感じました。
髙田真希さんは文句なしです。
アイシンはデカい人がいないけどみんな動きがよくてgame2の4Qはしびれました。


渡邉亜弥は今年も最強か?🐨

game1 三菱電機72-70シャンソン
game2 三菱電機62-79シャンソン

オフシーズンに大型補強を行い優勝候補と呼び声高いシャンソンをgame1では三菱電機が破りました。その中心にいたのは今年も渡邉亜弥さんでした。
昨シーズンWリーグ観戦1年目の自分は渡邉亜弥選手のプレーを見た瞬間「あ、この人ヤバい」と思ったのを覚えてます。
NBAのドンチッチやレブロンのように試合を支配してる感じがふつふつと感じられて、MVPではないにしても昨シーズンの最もすげえ選手は渡邉亜弥さんだと思っていました。そんな渡邉選手の開幕2試合のスタッツがコチラ。

vs シャンソン
game1 37分出場21得点(2P5/14,2/3)9アシスト
game2 38分出場28得点(2P12/17,0/5)6アシスト

今シーズンも最もすげえ選手になるかもしれません。
三菱には西岡さん、根本さん、小菅さん、藤田さんなど他にもいい選手はいますが、三菱電機=渡邉亜弥と言っても過言ではないくらい渡邉亜弥さんがヤバすぎます。

三菱電機とシャンソンに関して

三菱電機は主力が長年一緒のチームということで合わせのプレーがキレイに決まることが何度もありました。チーム力が高く、上位チームを倒せるポテンシャルのあるチームのように感じました。
一方、シャンソンはgame2では本来の強さを取り戻して危なげなく勝利しましたが、チーム的には2連勝したかったのかなと思います。ENEOSやトヨタ自動車など強豪相手にどんな戦いができるかが見ものです。


34得点でチームを引っ張る肩幅クイーン白崎みなみ

game1 新潟88-61姫路
game2 新潟78-97姫路
※新潟ホームコート

今シーズンから新規参入姫路イーグレッツ。2試合目にしてWリーグ初勝利を飾りました。おめでとうございます。
開幕前の記者会見で肩幅をアピールしていて気になっていた白崎キャプテンが物凄い化け物スタッツ残してるので見てください。

vs 新潟
game1 27分出場18得点(2P5/8,3P1/4)4リバウンド3アシスト
game2 38分出場34得点(2P11/20,4/6)6リバウンド5アシスト

game2では38分出場34得点はヤバい。2Pを20本打ってるのも凄い。


結局、東藤なな子に落ち着く🐰

game1 トヨタ紡織74-61日立ハイテク
game2 トヨタ紡織80-61日立ハイテク

トヨタ紡織はgame1では初戦ということもありチームの良さがいまいち発揮できていませんでしたが、game2では前日の反省を活かしてしっかりと戦ってくれました。紡織はゾーンが苦手…?
前半は紡織のシュートがポロポロ落ちて、日立のシュートがことごとく入り4点ビハインドで折り返しましたが、3Qで一気にディフェンスのインテンシティを上げて試合を決めてしまいました。
自分はこの2チームの間には20点ほどの差があるように感じていたので上記のようなツイートをしたのですが、結果的に19点差でフィニッシュでした。

マレム選手(185cm)のようにフィジカルのあるセンター相手には河村選手よりも白選手が合いそうだとわかったことがこの2試合の収穫だったように思います。河村選手は頭を使ったり機動力が高かったりするビッグマンにあてたいですね。
game2では桜花から入ってきた高卒ルーキーである平下いもいもと伊波ちゃんがシーズン初得点をしてめでたかったですね!すぐに下げちゃったけど平下いもいもに関してはサイズのあるシューターとして即戦力になると思っているので、ちょっとしたミスくらい大目に見て使い続けてほしいと感じました。

東藤なな子さんのスタッツがコチラ。

vs 日立ハイテク
game1 26分出場12得点(2P2/6,3P2/4)5リバウンド2スティール
game2 20分出場9得点(2P2/6,3P0/2)3スティール

トヨタ紡織は試合中に「モーション!モーション!」と掛け声をかけているように人とボールが常に動くモーションオフェンスを採用しています。そのためエースらしいエースをあえて作らずにどこからでも得点できることが強みです。
基本的にタイムシェアだし、シュートアテンプトも誰かに偏ることもないようなチームです。そのためなな子さんのスタッツも派手ではありませんがそんな中でもgame1で3P2本決めたり、2,3スティールしたり、要所で素晴らしい活躍をしていました。
なな子さんのプレーは堅実で力強く、見ていてワクワクするので今シーズンも全プレーに注目していきたいと思います。

終わりに

上記に入りきりませんでしたが秋田、山梨は2試合連続OTだったりして、Wリーグ開幕1週目とても面白かったですね!

皆さんが開幕戦で気になった選手はいますか?

読んでいただきありがとうございました。

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