女性専用車両とレディースデーは女性優遇だなんてちゃんちゃらおかしくて笑っちゃう②

続きを書こうとしたと同時に本業が繁忙期に突入し、さらに某国際イベントのボランティア(オリンピックではない)を始めて忙しかったり心が折れたりまあいろいろしてました。


さて。レディースデーである。水曜日である(ところが多い)。映画館だとメンズデーは、TOHOシネマズで実施されたものの、2016年に「利用者数が期待水準に届かなかった」ので廃止したそうである。

何故設置されたのかというと、「売上の伸びない平日に客足を伸ばしたかったから」で、なぜそこでのターゲットが女性かというと

1.鑑賞ものの文化に興味があるのに女性が多いこと

2.平日から娯楽に時間をかけられるのは女性が多いこと(非正規雇用、専業主婦など)

正直、賃金格差と比べると1回たった数百円の割引で女性優遇だなんだって文句言われてたらやってられないとは思うものの、

画像1

(平成30年度版男女共同参画白書より)

私個人としては廃止するか利用者がいようがいまいがメンズデーを作るかの2択では、としか言えない。それにしたって、性的マイノリティーの存在が全くないものとされている社会が気持ち悪くて仕方ない。すべての人が自分をすんなり2つのうちのどちらかに分けられるということに何の疑問も持たない社会が。

そもそも、これを女性優遇と呼び、改善を訴えるならその相手先は実施企業だろう。これをもって女性を糾弾するのはまったくもってお門違いである。いらないよ、レディースデーなんて。勝手に(企業によって)作られて、それでなんで糾弾されなくてはいけないの?


その「安易な発想」が嫌なのだ。


そう、私はレディースデーが嫌だ。一口デザートのついたレディースセットも女子会プランも「辛さ控えめで女性やお子様におすすめ」も大嫌いである。

女子がスイーツ好きだの辛いの苦手だの、勝手に決めつけんなと思うし、たまたま入った店がそのような「安易な」メニュー設定をしていたら、次からは他の店にしようと思う。

こういう消費者もいることに、少しずつ「気付く」経営者が増えていけば良いなと思う。




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