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私、まさかのギャン妻になりました

episode1

「ごめん。。。借金してしまった。。。」
「え⁈…いくら…⁇」
「わからん…」
「え…。。。」

子ども達が庭で走り回って遊んでいる中、急に言われた一言。
子ども達の笑顔を見ながら「幸せだな〜」と思っていた矢先。
目の前に広がる幸せな光景と夫のまさかの不幸せなひと言に脳みそが驚き目眩が起きました。

しかし、普段から落ち着いて冷静でいるポーカーフェイスの「私」
この時も、取り乱したい気持ちをグッと堪え、「私は何があっても余裕よ」の表情で話し続けました。

「とりあえず、状況を話してくれる⁇」
「パチンコをして…。。。」
「ん…⁇小遣い3万渡してるよね⁇それ以上使ったって事⁇」
「うん…。」
「………。」
「どこから⁇」
「サラ金」
「⁉︎」
「いくら⁇」
「わからん」
「すぐ調べて」

携帯をゴソゴソ扱う夫。
………
「…65万。」
「…ヘッッッッ!!」
「…ごめん」

本当は平手打ちでも2、3発!!!!な気持ちでしたが、子ども達が窓の向こうで遊んでいる手前、いつも落ち着いて冷静でいる「私」でいる手前、怒り狂ったり泣き叫ぶなんて事出来ませんでした。
慌てて発した言葉は
「とりあえず、お金出すからすぐ返済してきて」
のひと言でした。
これが後に大変な事に…。。。

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