やめどきって難しい6

もんもんとした気持ちの中、どうすべきか迷っていた。
お気に入りの先生たちと会えなくなるのは、寂しかったし、せっかく伸ばした英語力が消えていくのも辛かった。

だけど、英語学習についやした膨大な時間でもっと別のことができたのでは?という気持ちも大きくなっていた。

学校生活と違って、明確な卒業ラインがない。
それは、仕事もそうだし、恋人との関係もそうだし、最近は、離婚される人も多いので、そういうことも含めて、やめどきって難しいと思う。

私は、優柔不断なので、特にそうかもしれないけど、始めるのにも時間がかかったから、せっかく始めたことをやめたくないと思う気持ちがある。

また、続けることが美徳、、、という価値観が意識の根底にあるんだろう、とふと気づいた。

早く決断して、無理めならさっさとやめて、次に行くことが美徳、、、そんな価値観が最近は、生まれ、世の中に浸透しつつあるのではなかろうか?

ものを所有しない時代というか、シェアする時代になってきたし、
退職代行サービスが普及している時代、これがだめなら、さっさと、見切りをつけて、退職手続きなんて、人にしてもらって、自分は次のステージに全力投球!、あざやかに、後ろをけっして振り向くことなく進んでいる、そんな若者の姿が頭に浮かんだ。

私としては、けじめ、が大事な気がしている。
自分は、あんまり、「けじめ」的なものを大事にせず、ダラダラとステージをしらないうちに移動していった感じで、きづけば、もう初老、、、、、。

あれっ?私なにしてここまでやってきたっけ?って感じているから、
嫌でも面倒くさくても、節目節目の行事とか儀式的なものを通過したほうが、結局は、自分を見失うことなく、ステージを上がっていけるのかもしれないかな〜。なんて。

なので、オンライン英会話をやめるって、いうのも、もっと、ここまでしたら卒業!とか、あと何ヶ月で卒業!

卒業記念でこれしよう!海外いっちゃおう!とか、そういう、わかりやすい切り替えとか、節目が欲しかった。

実際、今、やめている状態なんだけど、また、戻る日がくるのかも?
卒業したというより、お休み中。そんな宙ぶらりんな感じでいる、、、

とはいえ、どうしようかと迷いながらレッスンを受け、またレッスンを提供していた時期から、今のモラトリアムじゃないけど、やってない時期にステージを変更したわけだ。

これは、偶然だったのかもしれないが、必然だったのかもしれない。つづく

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