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今日退去のお部屋が今日申込になる理由

3月も残すところあと2日。不動産業界の繁忙期中の記憶がほとんどなく、
気が付けば桜が咲き、春らしい日に。

今日は、入退去が重なった日。

大学生、就職で香川に来る人、
転勤で香川から去る人。         
何百という入退去の立ち合いで
いろんな人の去り際、入り際でその人なりが分かっておもしろい。

いい物件そうに見えても、
なかなか申込にならなかったり、       
短期間で退去する部屋があったり。             
その違い、玄関入って3秒でわかるとよく言われたものです。

確かに、古くても愛情が感じられる部屋は
よい方からの申込につながりやすい。

反対に、❝高く貸そう❞とか、❝物件に手はかけたくない❞とか、貸主の思惑が見え隠れする部屋は、なかなか入居者とのよいご縁が繋がらない。

これ、ほんと。

この写真、築古の以前は病院の寮だったところ。
全8室全て空室から今はほぼ満室。
どこが違うかというと、あたたかい日差し・空気感
入居者のことを考えるオーナー・丁寧なリノベーション。

ちなみに、リノベーションは、ひだまり不動産。ここのカーテンは、デザイナーさんの手作り手縫い(?)布をびりびり~ってやぶって、上のクリップで留めただけ。かわいいでしょ。

お金をかけなくても、センスと愛情でつくりあげるもの。

最後、退去の入居者からも、「とても住みやすく、とても気に入ったお部屋でした。」と。

ご縁があった人から、不動産や冥利につきるお言葉をいただけると、記憶がない繁忙期でも、こんな言葉は心の記憶にずっと残るものです。

【今日言いたかったこと】部屋は住んでいるひとでつくっていくもの。

おしまい。




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