《pattern》№53 upas雪のオーナメント
この記事は、札幌の小さなタティングレース教室からお届けしています。タティングレースとは、シャトルという糸巻きを使ってつくるレース編みです。♡ をクリックするとspecial画像が見れます。
作品ができるまで
こちらは、2015年のnew year cardに仕立てたモチーフを昨年キット販売用にリニューアルしたモチーフです。2021年のキットに登場しました。
upas(ウパㇱ)はアイヌ語で雪を表します。
作り方のポイント
難しいポイントはありません。基本のStyle1、2(ピコで繋ぐ)まで作れたら挑戦したいモチーフです。
2段目のチェインの長さが均一になるように、初めのチェインと長さを比べながら作るようするといいですね。
使用糸/完成サイズ
使用レース糸 / DARUMA LAME#30
完成サイズ / 約9cm
作り方
ダウンロードパターンには、図案と記号が記載してあります。この記事の1番下からダウンロードしてください。ここでは、教室で声掛けしているようにリバースのタイミングを含め言葉で書いてみます。図案と合わせてお読みいただくと、より楽しめるかと思います。
1段目と2段目に分けて作ります。
1段目
シャトルに糸を巻いたら玉糸を切らずに結び始めます。
リング ふたつ リバース
チェイン リバース
リング リバース
チェイン リバース
これを繰り返します。3つ目のリングはピコで繋ぎます。図案を見て繋ぐ箇所を確かめてから結び始めましょう。
2段目
シャトルに糸を巻いたら玉糸を切らずに結び始めます。
外側の飾りから結び始めます。
リングふたつ リバース チェイン
リングみっつ リバース チェイン
リングふたつ リバース
チェイン
最後のチェインで1段目に繋ぎながら作ります。
1段目のリングふたつの位置に繋がりますよ。
仕上げ
出来上がったら、1段目のリングがひとつの箇所に鈴をつけましょう。マルカンを開いて鈴とリングを通して閉じます。
2段目の飾りのリングみっつの中央に紐をつけてオーナメントの完成です。
コラム ラメの糸を使って
今回はきらきらと光る雪をイメージしてラメの糸を使用しました。
ラメの糸にも様々な種類があります。基本的にポリエステルの糸に金属の糸を合わせて撚りをかけて作られているため、硬めでほつれやすいです。番手やメーカーによっても違いますので、いろんな種類を試してお好みのラメの糸を見つけてみるのもいいですね。今回使用したDARUMAの糸は太めで、7色あります。オリムパスのタティングレース糸や、細い糸では刺繍糸のDMC ディアマント(全14色/刺繍糸25番2本取りと同等程度の太さ)、コスモにしきいと(光沢感や太さや色のバリエーションが豊富)なども人気です。
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《関連商品》
▷Step1 (りぼん)基本のステッチ/リング・チェイン・ピコ・リバース
▷Step2(まる) ピコ繋ぎ
▷Step3(しかく)ひねりのあるつなぎ方
▷Step4(シャトル2つ)ジョセフィンノット、トリプルリング
《金具》ブレードパターン専用アジャスター/ヒキワ/シルバー
▷https://www.creema.jp/item/12078026/detail
ナナイロタティングとは
札幌にある小さなタティングレース教室です。「わからない、難しい」タティングを「楽しい!」にするお手伝いをしています。難しい技法は簡単にアレンジしています。
(教室を見る→https://inankl.shopinfo.jp/)
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