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《pattern》 №52

割引あり

札幌の小さなタティングレース教室から、あなたの元へレッスンをお届けします。タティングレースがはじめての方は、「初めてタティングレースをする方へ」からお読みください。

こちらでは、オリジナル編み図の作り方や、ちょっとしたコツを書いています。パターンは教室でご利用いただくほか、この記事の下からダウンロードしてお使いください。印刷してお届けご希望の方は、販売サイトminne, creema をご利用ください。


パターンについて

1段目は基本Step3で練習した「ひねりのあるピコ繋ぎ」をします。練習した小さなモチーフを使って段を重ねて楽しめるように考えました。

完成サイズ
約4.5cm(リズベス #40番手使用


ポイント

〈1段目/ピコの大きさ〉
隣のリングにつなぐためのピコは少し小さめに、中央の3つ連続のピコは大きめに作り隙間を見せて2段目と繋ぎます。

 ひとつのリングにピコの印が5つあります。1つ目と5つ目はリング同士をつなぐための印です。大きいピコはつなぎやすいですが、リングとリングの間に隙間が空いてしまうので、シャトルの角が入り、糸を引き出せるくらいのサイズ感で構いません。お使いの糸や慣れでサイズ感は変わりますので、ご自身の加減で構いません。残りの3つのピコは飾りになります。2つ目、4つ目は2段目を繋ぐためのピコなので、通常は小さめにつくるのですが、今回のモチーフはピコの隙間を見せて仕上げたいデザインです。3つのピコを同じくらいのサイズに整えてみましょう。
 最後のリングの5つ目は、基本Step3で練習した「ひねりのあるピコ繋ぎ」です。苦手という方は、動画でひねる方向をチェックしてから作ってみましょう。

2段目/リングのピコ〉
チェインの終わりを繋ぐためのピコのため小さく作ります。


2段目/チェインのピコ〉
1段目のピコに繋ぎます。


作り方

1段目

リングの連続のみのパターンの時は、シャトルに巻いた糸だけで作ることができましたね。必要な分をシャトルに巻いたら、玉糸と切り離して構いません。チェインがないのでリバースはありません。

糸端を始末文残して、左手にリングの手の形で糸を掛けます。
ひとつ目のリングには5つのピコを作ります。ポイントでも説明したように、1つ目と5つ目は少し小さめです。残りの3つは形を揃えておきましょう。

2つ目から6つ目のリングの1つ目のピコはひとつ前のリング、5つ目のピコにつなぎます。

6つ目のリング、5つ目のピコは、1つ目のリング、1つ目のピコにつなぎます。繋ぎたいピコが左側にないので「ひねって繋ぐ」方法になります。

最後の糸端と初めの糸端をコマ結びし,針を使った糸端の始末をしましょう。

2段目

新しくシャトルに糸を巻きましょう。こちらはリングとチェインを結びますので、玉糸から切らずに始めます。

リング 
リバース
チェイン(ピコで1段目につなぐ) 
リングのピコにシャトルつなぎ
12回繰り返します。

最後のリングのピコは1つ目のリングに繋がずに、糸端の始末の時に最後のリングのピコと、初めのリングの付け根に通してコマ結びをし、針を使った糸端の始末をしましょう。


movie ひねりのあるピコ繋ぎ

movie 針を使った糸始末


お願い

読むレッスンは、自由に楽しめるタティングレースを知っていただきたく、パターンをご購入いただかなくてもご自由にご覧いただけます。
作ってみたい!と思っていただけましたら、♡のアクションいただけると次の創作意欲へと繋がりますのでよろしくお願いいたします。

タティングレースがはじめての方へ

こちらからお読みください。

読むレッスン Step1 基本の結び方

読むレッスン Step3

《関連商品》
Step1 (リボン)基本のステッチ/リング・チェイン・ピコ・リバース
Step2(ラウンド) ピコ繋ぎ
Step3(スクエア)ひねりのあるつなぎ方
Step4(ジョセフィンノット、トリプルリング)


ナナイロタティングとは

札幌にある小さなタティングレース教室です。「わからない、難しい」タティングを「楽しい!」にするお手伝いをしています。難しい技法は簡単にアレンジしています。


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