《pattern》 №12 ジョゼフィンノットが可愛いモチーフ
札幌の小さなタティングレース教室から、あなたの元へレッスンをお届けします。タティングレースがはじめての方は、基本Step1からお読みください。
こちらでは、オリジナル編み図の作り方や、ちょっとしたコツを書いています。パターンは教室でご利用いただくほか、この記事の下からダウンロードしてお使いください。印刷してお届けご希望の方は、販売サイトminne, creema をご利用ください。
パターンについて
シャトルをふたつ使って作ります。シャトル繋ぎで段を重ねるポイントとジョセフィンノットのコツをみていきましょう。
シャトル2つとジョセフィンノットの練習はこちらがお勧めです。《Step4》シャトル2つ|nanairo_tatting (note.com)
作り方
1段目から6段目
1段目~6段目まで続けて結びます。第1シャトルの巻き数は1段目のリングと2~6段目のチェインの芯の糸分、40巻き程度(40番手使用)です。第2シャトルの巻き数は、チェインの目を作る分と、6段目のジョセフィンノットの分量で70巻き程度必要になります。
2つのシャトルを繋げて巻く場合、巻き数の多い方を先に巻きます。第1シャトルの分は2m程度あればよいかと思います。
シャトル繋ぎで段を重ねるコツ
シャトル繋ぎで段を重ねるときは、立ち上がりの時は、ロックステッチを、シャトル繋ぎの後に小さなピコを作ることで、次の段を繋ぐための足掛かりになり仕上がりがきれいです。
6段目はシャトル繋ぎの位置に次の段がないため、小さなピコは作りません。
ジョセフィンノットでからまないコツ
ジョセフィンノットがポイントですので、リングを閉じるときに玉にならないよう、ゆっくり閉じるようにしましょう。結び目全体を左手の親指でしっかり押さえながらシャトル糸を引きます。強く引いてしまうとチェインが伸びてしまう場合もあるので、ゆっくり慎重に引いてくださいね。
リングの輪に撚りがかかっていると、引き締めた時に玉になりやすいです。リングを作る前に、シャトルの重みで撚りを外してから結ぶようにするのもポイントです。
7段目
7段目は、新たにスタートします。6段目が終わったら糸端の始末をしておきましょう。2つのシャトルに糸を繋げて巻いたら、6段目の表面を上にして、任意のピコにシャトル繋ぎをして結び始めます。
アレンジ
ジョセフィンノットをビーズに変えて
ジョセフィンノットがないので、シャトルはひとつになります。玉糸にビーズをセットし、シャトルにはビーズを入れません。
参照 《Step5》ビーズタティング pattern niru|nanairo_tatting (note.com)
ビーズを糸へ通す方法
方法1
細めの糸を輪にしてビーズを通します。レースに使用する糸端をビーズが通った糸の輪に掛けて、ビーズを移動させます。
方法2
レースに使用する糸端をマニュキュアやボンドなどで固めておきます。針のように乾いて固くなったら、そのままビーズをすくって通します。
movie
シャトル2つ繋げて糸を巻くとき
ロックステッチ
シャトル繋ぎ
ジョゼフィンノット
タティングレースと楽しい時間をお過ごしください。
タティングレースがはじめての方へ
こちらからお読みください。
《関連商品》
▷Step1 (りぼん)基本のステッチ/リング・チェイン・ピコ・リバース
▷Step2(まる) ピコ繋ぎ
▷Step3(しかく)ひねりのあるつなぎ方
▷Step4(シャトル2つ)ジョセフィンノット、トリプルリング
ナナイロタティングとは
札幌にある小さなタティングレース教室です。「わからない、難しい」タティングを「楽しい!」にするお手伝いをしています。難しい技法は簡単にアレンジしています。
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