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穂高神社式年遷宮~いにしえの伝統体験!

穂高神社は信州・安曇野のパワースポット


風薫五月。一年で一番よい季節と言われていますね。
GW最終日、犬のさくらと一緒に穂高神社でいにしえよりの伝統を楽しんできました。

What is 穂高神社?

穂高神社、長野県の中信地区にお住まいの方ならご存じの方が多いかもしれません。
日本を代表する神社・・とまではいきませんが、地元の人に愛される有名パワースポットです。
信州・安曇野北アルプスの麓にあり、御祭神は海の神様だそうです。
山に囲まれた安曇野に「海の神様」が祭られているのは、少し不思議な気もしますが、これは安曇野の大地を切り開いたとされる「安曇氏」が古代九州北部の「海人族」だったことに由来されるそう。
ところで「海人族」とはなんぞや?という疑問もあると思いますが、海や川の水運や交易を支配していた氏族だったという説もあるそうです。
個人的にはディズニーの「モアナと伝説の海」に出てくる、豊かな自然に恵まれた南の楽園、モトゥヌイを想像しますが、実際のところどうだったのかなー。

式年遷宮って何?

そんな歴史のある信州安曇野の穂高神社ですが、令和4年の今年は7年に一度の「式年遷宮」の年。
「遷宮」という言葉が耳慣れないですが、これは神様が新しく綺麗な宮にお遷りいただく神事のこと。
穂高神社の場合は20年ごとに本殿を立て替える「大遷宮祭」があり、その間に2度、修復と清掃を行う「小遷宮祭」があります。4月29日(金)から5月15日(日)まで行われているのがこの「小遷宮祭」です。
この期間は子どもの無病息災を願う稚児行列や舞楽を奉納する雅楽会など、街をあげて穂高神社の最重要祭儀を盛り上げるためのイベントが開催されています。

古よりの伝統を受け継ぎ、先人の想いを未来へ繋ぐ‐入り口に置いてあり、力強いメッセージに引き付けられました


遷宮の一番の見どころは「穂高人形ものがたり」

そして穂高神社式年遷宮最大の見どころが境内に設置された「穂高人形ものがたり」。完成までに約1年もかかるという壮大な人形たちが、境内をうめつくす様は圧巻です。
等身大の迫力ある人形が歴史や民話などの場面を再現していて、すっかり人形絵巻の世界に引き込まれました。
この人形作りの起源は平安時代まで遡るとも言われているようですが、一生懸命に丹精を込めて作られた人形作りの技術がこれからも地域の人達に受け継がれていくといいなと思いました。

忠臣蔵 一力茶屋での場面。表情がリアルです。ライトアップもされるそうですが、臨場感がありすぎて夜見たらこわいかも。。
一之谷の合戦(源平合戦)タッキー大河ドラマ義経の記憶がよみがえる!


式年遷宮のフィナーレは希望を空に飛ばす、スカイランタン

この世紀のイベントも15日(日曜)まで。
フィナーレを飾るのは、空へ向けてランタンを飛ばす「スカイランタン」
わたしはまだ見たことがないのですが、ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』の灯篭シーンを思い出しますね。
お近くの方は希望や願いを込めて、ランタンを飛ばしに足を運んでみてはいかがでしょうか?
ふわふわとスカイランタンが上がって、あたりの空一面に広がる様子はきっと綺麗で幻想的な光景になると想像しています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

犀龍と泉小太郎伝説より 昔、松本・安曇平は湖だった。この犀龍と龍の子どもである泉小太郎が、湖の岩盤を砕いて水を日本海に流し、松本・安曇平の広大な土地ができた、という伝説らしいです。


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