なないろ

なないろのように、多種多様な人間が受け入れられる平和な世界を願って☆ 日々の想いを徒然…

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なないろのように、多種多様な人間が受け入れられる平和な世界を願って☆ 日々の想いを徒然なるままに♪

最近の記事

「怒り」の根底にあるもの

私は母との関係が良好ではない。 母がどう思っているかは不明であるが、少なくとも私はそう感じている。 なぜそう感じるかと言うと、普段はほとんどイライラすることのない私であるが、母と関わるととてもイライラする。感情のコントロールが上手くできなくなる。 この「怒り」の根底にあるものについて、薄々勘づいてはいたが、今日やっと自分の中で腑に落ちた。私の「怒り」の根底にあるものは親子関係の反転であると。 私の母はとにかくコミュニケーションが苦手である。 何かというと"どうしたら良いか

    • 風穴を開けてくれる存在

      私は母が苦手である。 以前の記事にも書いたが、私の母には発達障害の傾向があり、とにかく会話が噛み合わないことが多い。いわゆる世間話ですら噛み合わないのである。そのため、母と会話をすると私は空気の抜けた風船ばりにへろへろに疲れてしまう。 そいうい事情から真剣な"話し合い"が必要な状況はできるだけ避けるようにしているのだが、どうしても避けられない事情により久しぶりに母と"話し合う"こととなった。 私は現在、第二子を妊娠中である。 第一子の時と同様に、今回も里帰りをする予定はない

      • 心を動かす散歩

        第一子妊娠中、体調が良いときには散歩に行くようにしていた。 休みの日には夫も誘って近所をぷらぷらする。 夫とする散歩は面白い。 例えば、川沿いに大きな鳥がいたらじっと見つめて暫く動かない。あんな大きな鳥がどんな風に飛ぶのか、飛び立つ所が見たいらしい。 こないだは、茶色くなったセミが道を歩いている様子をじっと観察し「どこの木で脱皮するのか」と、その行方に思いを馳せていた。 そう、夫の散歩はあまり歩かない。 道で気になるものを見つけては立ち止まり、感じるままに時を過ごす。

        • 喧嘩しない夫婦

          私と夫は付き合ってから一度も喧嘩をしたことがない。 こういうと、よほど価値観が合うのだろうと思われるかもしれないが、それなりに価値観は異なる。 じゃあ本音を言えていないのだろうと思われることもあるが、私は一般的な日本人よりも"かなり"本音を言うタイプである。付き合った当初は、夫からよく「こんなに何でも言ってくる人に初めて会った」と言われたものだ。夫は本音を言うのが得意なタイプではないが、嘘がつけないタイプである。 ではなぜ、喧嘩にならないのか。 第一に、私の夫はものすご

        「怒り」の根底にあるもの

          「1人の時間がないと無理」という友だち

          時々恋愛相談を受けることがある。 恋人ないしは結婚相手が欲しいけれど、どうすれば良いのか分からないという。 私はあまり女性らしい性格をしていないので、こういった相談がそもそも苦手である。その中でも特に苦手なのが、タイトルにもあげた 「1人の時間がないと無理」 と言われることだ。 友人曰く 「私は1人の時間がないと無理だから、彼氏は作れないし結婚もできない」らしい。 なぜこう言われることが苦手かというと、 私も「1人の時間がないと無理」だからだ。 けれど私は結婚してい

          「1人の時間がないと無理」という友だち

          産後の仕事復帰~男女平等について~

          産後、仕事復帰する時期については、おそらくほとんどの“お母さん”が悩むことと思う。私も例に漏れず、絶賛悩み中である。 私の場合、退職した後に妊娠が分かったので産休・育休は取得していない。勿論手当も貰っていない。これに関しては全く後悔はしていない。なぜなら、できれば妊娠中は仕事をしたくないというのが私の希望であったからである(その理由を説明すると長くなるのでここでは割愛する)。 けれど、収入のない状態で出産することは結構しんどいものであった。それなりの貯金はあったし、夫は仕

          産後の仕事復帰~男女平等について~

          「聞き上手」≠「黙ってるの上手」

          父が自分のことを「話し上手」と思っていることを知り、大変驚いたことがある。なぜなら、父の話はいつも「①誰かの悪口 ②誰かの批判 ③過去の自分語り」のどれかであったからである。 父になぜ自分を「話し上手」だと思うのか尋ねると、“沈黙にならないから”という答えが返って来た。なるほど、そういう意味では確かに父は「話し上手」である。 「話し上手」といえば、話で“相手を楽しませる”ことが出来る人だと私は考える。よって沈黙にならないだけでは、話上手とはいえない。そして「聞き上手」もま

          「聞き上手」≠「黙ってるの上手」

          「疲れる母親」発達障害を疑うも、伝えるかどうかに悩む日々。

          母親といると疲れる。 いつの頃からか、そう感じるようになっていた。 母親といて何が疲れるのかというと、とにかく会話が噛み合わないことである。 母は以前に私と話した内容を覚えていない。 この程度であればよくある話だと思う。私自身、友人や家族の話を全て覚えている自信はない。しかしながら、母の「覚えていない」はレベルが違う。 例えば、私が母に面白かった本の話をしたとする。すると後日母からこんなことを言われる “本屋であなたの好きそうな本があったから買ったの。今度持っていくね。”

          「疲れる母親」発達障害を疑うも、伝えるかどうかに悩む日々。

          男性にとっては「分かりやすさ」=「居心地の良さ」?

          何人かで集まることが決まった時に、 「〇〇ちゃんも呼ぶ?」 と聞くと 「どっちでもいい」 と、返されることが増えた。 〇〇ちゃんは、元は仲の良いグループの一人であった。 理由を尋ねると 「どうせ△△(私)としか喋らないからどっちでも良い」 「〇〇ちゃんって、壁を感じるんだよね」 と言われた。 なるほど。確かに〇〇ちゃんはよく喋るタイプではない。 自分から話すことはなく、質問されたら控えめに答えるタイプである。 けれど決して悪い子ではない。 誰かの悪口は聞いたことがないし、

          男性にとっては「分かりやすさ」=「居心地の良さ」?

          5日でITパスポート試験☆合格☆

          ITパスポート試験をご存じでしょうか。 ITパスポート試験とは :ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。 ITパスポート試験は上記に記載の通り、基礎的な知識を問う試験ですので 平均合格率は50%もある比較的簡単な試験といえます。けれど実際には、日常では聞いたことのない用語が多数出てくるので、合格率よりも難しい印象象を受けると思います。 私は2022年2月20日に実施されたこの試験に、わずか5日間の勉強で合格することができました☆(正確にはまだ合格発表はされて

          5日でITパスポート試験☆合格☆

          自信と自身

          私を慕ってくれる人には、自信のない人が多い。おそらく、私が自分大好き人間でメンタルが安定しているので引き寄せるのだろうと思う。けれど、 自信のある人と一緒にいても自信は育たない! と、私は声を大にして言いたい。むしろわずかにある自信が揺らいでしまうリスクの方が高いのではないかと思う。なぜなら、自信の正体は自身だからである。自身を持っていない人は自信も持っていない。信じられる自分がないのだから当然のことである。自身を持っていない人は他人の意見にすぐに影響を受けてしまう、こう

          自信と自身

          職場の嫌な人~付箋先輩~

          職場に一人(?)嫌な人がいる。 通称:付箋先輩 始めは私のメンター的な存在をしていたのだが、どこかのタイミングから態度が変わり、今は付箋でしか関わりを持とうとしない人だ(何ならここ半年まともに関わっていない)。 態度が変わった頃は『何か嫌なことしたかな』と自分なりに悩み、周りの先輩方にも相談をしていた。その時にこぞって言われた 【そういう人にこそ、積極的に声をかけた方がいい】 というアドバイス。社会人ならば誰しもが一度は耳にしたことがあるであろう。 初期の頃は『そ

          職場の嫌な人~付箋先輩~

          自分大好き人間

          私は自分大好き人間だ。 毎日仕事に行って偉いなぁ! 今日もラッキーだった!やっぱり神様に愛されている! 周りに良い人が多いのは、私が良い人だからだな! などなど、とにもかくにも自分が大好きだ。 けれど二十歳くらの頃までは 毎日消えて無くなりたいと思うくらいには 自分のことが嫌いだった。 そんな私が自分を好きになった方法は まず「生きる」と決めたことにあると思う。 毎日消えて無くなりたかった私だが 昔、大好きな人が自殺した経験がある私は 自殺だけは絶対に

          自分大好き人間

          硝子のハートと鋼のメンタル

          大学生の頃に心臓に持病が見つかり 出来ないことが増えた。 ほんの5分程度でもじっと立っていると頭がふらふらしてくる 少しでも走ると心臓が飛び出そうなほどの鼓動がする 階段は基本登れない、登れたとしても休み休みだ それでも、結構ハードな仕事をしていたので 周りから色々と言われることがあった 「あの子はいつも座っている」 「急いでいる時でも走らない」 などなど、、、 心臓が悪いというのは、見た目では分からないらしく はたから見ると、私はやる気のない新人に見え

          硝子のハートと鋼のメンタル

          “心調”不良

          前回の記事に書いた、 何かがあった訳ではないのに、なんとなく 学校や仕事に「今日行きたくないな」と思うのは “心調”不良のサインではないだろうか 心の調子が良くないから活動したくないと感じるのだ ・何かがあった訳ではない ・なんとなく と感じるのは、おそらく 普段は心の調子を意識していないからであろう コロナ下で多くの人が意識するようになった体調の変化 「熱はないだろうか」 「頭痛や喉の痛みはないだろうか」 と気に掛ける人が増えたのではないだろうか

          “心調”不良

          贅沢な時間

          中学ぐらいの頃から、朝起きて突然 「今日行きたくないな」 と思う日がある。 特別何かがあった訳ではないのだけれど なんとなく行きたくないのである。 そんな日は母のふりをして、学校に休みの連絡をいれてから 昼間からお風呂につかって好きな本を読み返してみたり 大好きな建物をぼんやりと眺めにでかけたりしていた。 社会人になってからも、やっぱり突然行きたくない日はくるのだけれど 学生のように休む訳には行かず、重たい身体を無理やりコーヒーで起こして 出勤していた。

          贅沢な時間