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近況報告(風邪ひいた話、Audibleの話)

近況報告です

風邪を引いていました。約1週間くらい。今も鼻水がズルズルしています。声もガラガラです。ということで動画はお休みしています。風邪を引いたのは季節の変わり目に対応できなかったからだと思います。私は季節の変わり目に風邪を引くことが多いです。だからまあ慣れてはいます。声の調子が戻ったら、動画もボチボチあげるつもりです。

最近、Audibleを聞き始めました。結構良いです。やっていない人にはオススメします。聞き始めてすぐ、良いと思いました。でも一時の勘違いとか偶然かもしれません。なので2週間くらい経つまでは感想を留保しようと決めていました。それで2週間くらい経ったのが今です。

・小説は良いです。
有名な著者の作品もかなりあります。
私は文字を「読む」より「聞く」ほうが楽だと思う派です。なので何冊も読めてしまいます。移動中や機械的な作業中に聞いています。
これまで読んで来なかった著者の作品も気軽に試し読みすることができています。とても有名な方だけど、自分には合わないなと思うこともあります。でもそれも面白いです。
本屋大賞の『成瀬は天下を取りにいく』は良かったです。成瀬のキャラが好きです。芯のある人は魅力があります。カフカの『変身』も考えさせられる作品でした。一度、紙媒体で途中まで読んでいたので続きを聞きたくなり聞きました。村上春樹の『1Q84』も途中まで聞きました。紙でも途中まで読んで良いなと思っていました。ナレーターの方が俳優の方で(つまりナレーターの方ではなく)賛否両論あります。私もプロのナレーターでも聞きたいと思います。
そう、それくらいプロのナレーターの方がすごいです。一人で何役もこなし、それが見事にキャラにあっています。まさにプロの仕事です。『成瀬は天下を取りにいく』のナレーターの方はとくにその凄さがわかりやすいです。

・ビジネス本は玉石混交です
Audibleの問題ではなくビジネス本自体の問題ですね。そもそも本全部が玉石混交でもあります。たまたま今の自分には意味がないという場合もあります。
今、『書くのがしんどい』という本を聞いています。編集者である著者が「書くのがしんどい」人向けに書いた本です。1章くらいしか聞いていないですが結構良いのではないかと思っています。一番刺さったのは、「ですが、」や「ので、」を使わないという箇所です。私が「ですが、」や「ので、」を多用して読みにくい文を書いてしまうからです。このnoteは、この本を読んで影響を多大に受けながら書いています。見直してみてください。「ですが」や「ので」をほとんど使っていないのに気づくはずです。
また、一つの文に要素を詰め込まないというのも実践しようと思いました。法律の文章は一つの文章に要素(要件)がてんこ盛りです。条文がその典型です。で、それを私たちは、いくつかの要件に分解して理解しています。その分解した要件が一文となる感じです。私はそう受け取りました。
たとえば、著作物の定義はこうです。
「思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう。」
要素が多すぎです。分解すると、以下のようになります。
①著作物は「思想又は感情」を表現したものです。
②著作物は「創作的」なものです。
③著作物は「表現」です。
④著作物は「もの」です。
⑤著作物は「文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属」します。
それぞれの意味は省略します。
どこまで分解するかはさておき、この分解した状態で文を書くと良いということです。著者はこれを「薄める」と表現されていました。
読むスピードと理解するスピードを同じにする、という表現も印象的でした。

というわけで、今、Audibleにハマっていますという話でした。


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