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切り替え

年末の日本への一時帰国からカナダに戻る時。
いつも自分の気持ちの切り替えの速さにびっくりする。
関西から東京への飛行機の中では、日本を立つ寂しさの方が心の9割くらいを占領しているのに東京に降り立った途端にその寂しさも1割くらいまで薄れ、次の便への乗り継ぎに精神は全集中。この辺りから完全に気持ちは現実に切り替わる。
今回は乗り継ぎに1時間しかなく、国際線搭乗開始時刻の15分前に羽田に到着。無理w
日本の空港のターミナル間シャトルバスは自分で走った方が速いんちゃうかと思うくらいに素晴らしく安全運転だから移動にも15分はかかる。
しかも国内線到着ゲートからシャトルバス乗り場まで競歩で軽く5分。辛。
大阪から一緒だった2人のカナダ帰国女子達と無言で、でもお互いに「マジきついやんこれ!」と心通わせながら、命からがらバスに乗車。
安全すぎる運転に若干イライラしながら国際線ターミナルに到着したらここからまた戦闘モード。羽田の国際線ターミナルは異常に広いし人も多いしここで譲り合いの精神出してたら絶対に自分の便逃すから、この時ばかりは(移動中はほぼずっとやけどw)日本人女性の奥ゆかしい譲り合いの心を捨て(元々奥ゆかしさはない)、我先に列に並ぶ。並ぶのはちゃんときっちり並ぶ。
そして無事に荷物検査と税関を通ってやっと免税店エリアに着く頃には搭乗案内放送が聞こえてくる。。。買い物できひんやん。
わかってたけど悲し〜。でも絶対に乗れるのは知っていたからちゃんと1リットルの水は買って無事搭乗。

12時間ちょっとのフライトを経てトロントに降り立つ頃にはいつも「わたし日本にいたんや〜〜〜〜」ってなんか幻だった様な夢だった様な、不思議な感覚になる。わかる人いるかな〜この感覚。

こんな感じで次の日から仕事にも行くので(帰ってきて休息日を挟んだら気分的にもしんどくなるのをわかってるからすぐに仕事を始める。)、1ヶ月ほどの日本滞在もカナダに戻った途端に遠い昔のことの様に思えるのでした。
近い将来には年に2回は帰れる様にしよう!

みなさま今日も良い1日を:)

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