10年前の今日の私はこんな事を書いていた。

2012/7/5に別媒体に書いていたもの

題名『空を泳ぐ鯨の歌を』

私は確かに聴いたことがあるんだ。





きっと誰にも解りはしないさ。

私は特別じゃないからな。

土の湿った匂いがする。
ずっとこのまま

ずっとずっと。


頭の中

心の片隅

世界の先端

落ちたよ星屑


私の力で花は咲かない
でも確かに…
確かに
花は世界に咲き乱れているのだ。



何の力も持たない私



だから自由に世界を歩く


私が歩く世界を歩く


揺れる響く 私が私



空を泳ぐ鯨の歌声

透き通っていたい



解らないでしょ。

解らないもの。

不可侵の世界。

それは

汚れを知らない黒の明るい部屋。

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10年経っても私だよ。

10年前も私だった。

本当に…。

いや、より一層深く私になっている。

昔のが鋭かった。