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近頃、スポーツ選手が「人権守れ」とか「差別反対」とか表明するのが流行っています。しかし、それをフィールド内でやると「スポーツの世界に政治を持ち込むことになる」ので、とても危険な事です。●ドイツ代表もノルウェー代表に続き抗議のTシャツ

白い手書きのアルファベットが入ったTシャツを着用したドイツ代表。11人で並ぶと「HUMAN RIGHTS」となる(ロイター)
<ワールドカップ(W杯)欧州予選:ドイツ3-0アイスランド>◇J組◇25日◇デュイスブルク
前日のノルウェー代表に続き、この日はドイツ代表が人権の大切さを訴えた。 試合前の整列で、1人1文字ずつ白い手書きのアルファベットが入ったTシャツを着用。11人で並ぶと「HUMAN RIGHTS(人権)」となった。
前日24日にはノルウェー代表が「HUMAN RIGHTS」などと全員同じ文字が入ったTシャツを着用。W杯カタール大会への準備のために同国で働いている出稼ぎ労働者が大量に亡くなっていることについて問題を提起し、カタールに対する抗議の意を表明した。
この日、ドイツ代表のレーウ監督はカタールとは名指しはしなかったが、自軍の選手たちがとった行動について「もちろん支持する」とし「(選手たちの行動は)我々がこの世界の中でどこであっても人権を守り、そして大切にしている価値観のために立ち上がっているという証しだ」と説明した。
先制ゴールを決めたゴレツカは「来年にはW杯が行われるが、それ(カタールでの人権)について話し合いがなされるだろう。今日は我々がそれを無視はしないということを示したかった」と話した。
【引用終わり】
 ノルウェー・ドイツのサッカーチームは、世界の為に良い事をしていると思っているのでありましょう。しかし、フィールド内で政治的主張をする事は、「スポーツの世界に政治を持ち込む事なのでので、オリンピック精神に反する行為だ」と思う。
 【クーベルタンが唱えたオリンピズム=オリンピックの精神とは「スポーツを通して心身を向上させ、文化・国籍などさまざまな違いを乗り越え、友情、連帯感、フェアプレーの精神をもって、平和でよりよい世界の実現に貢献すること」。(以上ネットより)】です。
 具体的にいうと、「スポーツの場で政治的主張をしてはいけない」ということです。
だから、韓国人は日本人がサッカーの試合で旭日旗を使って応援する事を禁止させようとしている訳です。
 日本人はそんなこと一言もいっていないのですが、韓国人が、「旭日旗には『日本軍国主義よ、再び』という意味があると、勝手に妄想している」ので、韓国人にいわせると旭日旗は政治的主張らしいです。
 この為に、サッカーの試合で日本人サポーターが旭日旗を振ると、「スポーツの場で政治的主張をした」と誤解されて、国際サッカー協会からペナルティを付けられる事もあります。
 この旭日旗の事例と公平にするならば、 「サッカーの試合の場で政治的主張をした」ノルウェー・ドイツのサッカーチームに対して、国際サッカー連盟はペナルティをつけるべきであります。
何しろドイツ代表のレーウ監督が「(選手たちの行動は)我々がこの世界の中でどこであっても人権を守り、そして大切にしている価値観のために立ち上がっているという証しだ」と説明したように、これは明らかな政治的主張だからです。
もしここで、国際サッカー連盟が公平さを発揮しなければ、フェアプレーで国際的な親善を進めようとするスポーツの大会が、却って世界の対立をあおる場所になってしまうかねしれません。
例えば、ノルウェー・ドイツのお返しに、有色人種国のサッカーチームが「 Lives Matter。命は大事だ」とかのTシャツを着だすかもしれません。
(注)「Black Lives Matter」だと16文字ですが、「Lives Matter」なら11文字です。
そして、黒人を始めとする有色人種国の選手達が、欧米の国の国歌が流れるときに、今アメリカで流行りの「膝附き」でも始めてしまったら…。

 スポーツの大会が、世界の対立をあおる場所になってしまいます。

 ですから、私はスポーツの場所での政治的主張を許すことは危険でありますので、国際サッカー連盟は (仮にその主張に賛同していても) ノルウェー・ドイツの代表チームに対してペナルティをつけるべきだと考えます。

今この時にペナルティをつけなければ、国歌の膝附きにペナルティをつけたならば、それはダブルスタンダードになってしまいますから…。

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