バックトゥーザ80’s

家で昼ご飯を食べようとテレビをつけたら、地上波で原田知世の”時をかける少女”を放映していました。大林宣彦監督の追悼番組で、途中から最後まで見てしまいました。

原田知世って今もあまり変わらないと思うけど、清潔感というかよい意味の素人さが魅力の不思議な女優さん。私あまり日本のテレビを見ないけど、こういう女優さんが主役になる映画って今あるのかなあ。

印象的だったのが普段着のヒロインが町内移動の時、下駄を履いて尾道の階段を下りていくシーン。そんなに昔という設定ではないと思うんだけど、石畳の階段なんて滑って転びそうで危ないのに、当時のJK(中学生だったかな??)はバランス感覚が優れていたのかしら。

友人のご主人が原田知世のファンで娘に知世と名付けた話をオットにしたら、俺も南野陽子のファンだったからスケバン刑事の役名を娘(前妻さんの)につけたって言うから呆れました。男って。。。

松任谷由実のテーマ曲を楽しみにしていたのに、放送時間の関係かバッサリ切られてCMに入ったのも驚きました。当時流行ったけど、映画を初めて見る方はそこまででOKってことかな。詳しくはYoutubeで。。。ってことでしょうか?笑

80年代に戻ったところで、続けて久しぶりにバックトゥーザフューチャーを見ることにしました。1985年の高校生が1955年にタイムスリップするお話です。中年男性に熱狂的なファンがいる映画ですね。

ストーリーがとてもよくできていて、導入から展開、ハラハラさせてフィナーレの展開がスムーズでテンポがよい割に、複線がいくつか繋がって最後幸せになる映画だと思います。タイムトラベルもので、過去を変えてしまうと将来が変化してしまうというよくあるパターンの明るいバージョン。

音楽もファッションも80年代してて楽しいです。主人公が彼女と別れ際に「今夜電話するね」「今日はおばあちゃん家にいるから、そっちに電話して」って家電の電話番号を書いてもらうシーンが昭和で笑えました。

1955年にタイムスリップした主人公が電話をかけにカフェに行って公衆電話を借りるシーンも。今時の高校生が見たら「え?何あれ?」ってなるでしょうね。35年で時代はずいぶん変化しました。

映画の2はまだ見ていないのですが、2015年の当時からだと未来に行く話みたいです。当時想定されていた未来は車が飛んでるようですが、実際にそこまで文明は進化しませんでした。ブレードランナーみたいな時代はいつになるのやら。でもあんな雨だらけの街は嫌だけど。二つで十分な何かは食べたい笑。

でも2050年の私は(生きていたら)どんな生活をして、この映画をどんな気持ちで見るのか楽しみです。その頃に私がこの記事を読んで、トホホなんて下手な文章って笑うのかなー。



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