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38.壁紙(クロス)の話

さて、3回にわたって長々と書きました、床にまつわる木材の話(前回のブログはコチラ

床が決まった後は壁!壁紙(クロス)の打ち合わせでした。

マイホームの「壁」といえば、壁紙(クロス)だと思う方がほとんどだと思うのですが、内装に使う素材はクロスにとどまらず、色んな素材があります◎

主に家づくりで使われる4つの壁材


壁材で使える物は数多くありますが、その中でも一般的によく壁材はコチラの4種類です↓

1.壁紙(クロス)
2.塗り壁
3.木材
4.タイル類

基本的にはこの4種類を上手に組み合わせながら、内装を整えていくことになるんですね。
内装の壁材で一番よく使われる素材が壁紙(クロス)です。木材をふんだんに使ったお家もあることはありますが、リヴさんの家では標準仕様がいわゆるビニールクロス(壁紙)になります。

理由はやっぱりコストです!壁紙(クロス)の素材は扱いやすい&施工の手間も少ないので価格を抑えることができるというのが大きな理由なんですね。
その他の内装材はプラスで材料・施工費用がかかってくるので、そこは分かった上で打ち合わせに挑むといいと思います(^^)b
天井を木にしたい・塗り壁をしたい・タイルをふんだんに使いたいetc.
イメージされてるお部屋のイメージが明確にある場合は、事前に伝えておくと見積もりの際に予算オーバーなどのミスマッチがないと思います。

空間が広く見える白の壁紙

我が家がベースで選んだ壁紙はルノンのRM-533という品番です。(※2019-2021のカタログ品番です)こちらは標準仕様で入ってる壁紙カタログから選びました。

暗くしないと模様が見えない…塗り壁っぽい感じです
白なので遠目に見たらあんまり模様は気にならないです


同じ「白い壁」でも「青っぽい白」と「黄味がかった白」「織物調」「塗り壁調」色んなテクスチャやバリエーションがありましたが、同じ「白い壁」でも「青っぽい白」と「黄味がかった白」、
「織物調」「塗り壁調」 etc. 色調や質感が違うだけで本当に色んな白い壁があるなーってカタログで選びながらしみじみ…

このデザイン、ひとつひとつ考えた人がいると思うと凄いですよね


最終的に選んだRM-533は青白っぽい塗り壁調のテクスチャでした。
今まで実家や賃貸で色んなお部屋に住んできましたが、織物調の壁が多くて見飽きてたので、塗り壁っぽい感じがいいな…とそんな理由で選びました。

アクセントクロスで空間に変化を


そして楽しかったのが、アクセントクロスです!
インテリアである壁紙にもファッションと同じく流行りがあるんだなーとカタログを見て思いました。最近の流行りは韓国インテリアとか、グレーがかったくすみ色がトレンドっぽいですね。
全面じゃなくても、1面だけアクセントで入れると雰囲気ガラリと変わるので、アクセントクロスで部屋ごとに or リビングの一部だけアクセント入れてみるのも楽しいです!

私も既にキッチンの背面、サイド、洗面所の一部にタイル壁をお願いしましたが(タイルのブログはコチラ)他の場所にアクセントクロスもお願いしました。

キッチンのタイル壁はお気に入りです

我が家でアクセントクロスを選んだ場所はこんな感じです。

【アクセントを入れた場所
1F 
①こども部屋(×2箇所) 
②洗面所(タイル壁の上半分)
③ファミリーウォークスルークローゼット
④玄関ニッチ
⑤こども部屋(×2箇所)

⑥トイレ

2F 
⑦キッチン腰壁
 

1.子ども部屋のアクセントクロス

こども部屋に採用したのはRM-532という品番です。こちらも、リヴの家の標準仕様で入ってたルノンの壁紙です!(※2019-2021のカタログ品番です)


実は私、家づくりをするなら自分で壁を塗りたい、という憧れがありました。
こども部屋は打ち合わせの最終段階まで2部屋とも1面だけ塗り壁をしよう、と思っていましたが、コスト面での調整と、標準で入ってたこの壁紙が素敵で思わず採用しました。


織物調のグレーの壁紙。標準仕様の壁紙なのでプラス料金かかってませんが、シンプルで落ち着いた空間、とても気にいってます!

2.洗面所のアクセントクロス

洗面所は下半分を白のタイルで貼るので、上半分をアクセントクロスにしました。サンゲツのFE6688という品番です。(※こちらも旧品番です)


洗面所は朝目覚めて顔を洗ったり、家に帰ってきて手を洗う場所だったり、リフレッシュする場所なので「清潔感」があり「爽やか」がテーマでした。
タイルや洗面台も白、床も白にしたので、アクセントクロスはブルーベースの色にしました。イメージはヨーロッパの安いホテル(笑)の洗面所です。
タオル掛けや水道管などの金物もシルバーで統一してたので、とても爽やかな空間になったと思います。

タイルとの相性もバッチリです◎

3.ファミリーウォークスルークローゼット

洗面所のお隣、家族全員の衣類が入ってるファミリークロークもアクセントクロスを取り入れました!


クローゼットや収納スペースってしまうだけで疲れるので、この空間にいるだけで、明るい気分になるような模様を入れたい!という気持ちで選んだのがFE-6358というサンゲツの品番です。(※旧品番。現FE-74403)


マリメッコや、可愛い模様が入った壁紙も見ていたのですが、我が家は男の子兄弟。あんまり可愛すぎるのも私自身が好きじゃないなぁと迷っていたところ、コーディネーターメイちゃんが提案してくれたのがこのイエローの壁紙です。
眩しい色ではなく、ちょっとくすみがかった辛子色がツボで、模様も北欧っぽいパターンでシンプルだけどとても気に入りました。


廊下から見える面、服をかける面の2面にアクセントクロスを貼ってもらいましたが、ワンピースやコートの隙間からこの壁紙がチラ見えすると嬉しくなります。

廊下から見えるファミリークローク

4.トイレのアクセントクロス

「落ち着いた空間がいい」という夫・金ちゃんのリクエストだったトイレはリリカラのLL-5009(※旧品番です)、グレーの塗り壁調の壁紙にしました。


トイレの壁紙は一部ではなく天井・壁前面をグレーにしてもらいました。暗くならないかな?と少し不安でしたが、落ち着きのある空間になりました。




我が家でアクセントクロスを入れた空間はその4箇所になります。
振り返ってみると、結構アクセント入れまくってますね。


残りの①の子ども部屋1カ所、④玄関ニッチ、⑦キッチン腰壁 の三箇所は自分で塗り壁(セルフペイント)しました!

ワークショップの様子 当時上の子は5歳でした


自分でマイホームのセルフペイントをしてみたい。これもハンモック同様、人生で一度の家づくりで実現したかったことの一つです。

コーディネーター・メイちゃんに相談したら、セルフペイントができる会社をいくつか教えていただきました。
リヴさんでも過去にセルフペイント事例はいくつかあるようです。セルフペイント…あんまり日本では馴染みがないかもしれませんが、「自分の住む家の一部を自分の手で作れる」貴重な機会です。

次回はセルフペイントのワークショップに参加した話を書けたらいいなと思います!お楽しみに♪


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