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「図解 90分でわかる経済のしくみ」を読んだよ

https://www.amazon.co.jp/dp/479932246X/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_NVqoEb0WQ84Q0

「図解90分でわかる経済のしくみ」を読みました

図解90分でわかる経済のしくみ」(日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2018/3/25
首都大学東京大学院 社会科学研究科専攻教授 長瀬勝彦 (著)
Discover ディスカヴァー・トゥエンティワン

お金が好きです。お金と相思相愛ラブラブになりたいです。
大学では経済学部も興味があったんですよね。それに経済ニュースが好きです。
もっともっと経済のことが知りたいなあ。まずは基本からかな?とこの本を手に取りました。

今日は本当に読書メモかもしれないです。

ひとつの章にLessonが約15個、Lessonは全部で45まであります。
Lesson毎に項目がわけられており、とても読みやすくなっています。
心にひっかかったLessonだけ、章ごとにコメントつきでタイトルを紹介しますね。

1章 モノの値段から学ぶ経済の基本

Lesson05 「広告費のせいで製品の価格が高くなる」は間違い
→数売ることでやすくなっている。なるほど。

Lesson06 「魚屋さん」と「ホテル」の共通点
→どちらも生もの。その日のうちに売り切ってしまわないと利益がとれないもの。

Lesson10 先物取引とは「将来の価格」を決めておくシステム
→株式投資でみたことある単語だ!そういう意味だったのか。

Lesson12 保険は「買い手」に情報が片寄った商品
→保険と博打って少しだけ同じ匂いがするよね。って前から思ってた!不思議だ商品だわ。

Lesson14 日本の流通は非効率か?
→複雑怪奇なシステムだけど意外とみんなが得できるようになってるのかな。もう少し詳しくしりたいな。

2章 経済学の目で世の中を見てみよう

Lesson15 利己心と競争が経済を回す
→「神の見えざる手」(アダム・スミス):このキーワードとてもすき。

Lesson16 悪徳商法は経済学で見分けられる
→本当に儲かるなら自分でやる、そして楽して儲かることなどない。本当にそう。これ基準でみたら多分、悪徳に引っかからないで済むはず。

Lesson18 フェアトレードはどこまでフェアか?
→これ読んで、フェアトレードに感じていた違和感がわかった。不公平になったり、実際のところは経済発展の支援になっていないことがあるからだ。

3章 政治と経済の関係はどうなっているのか?

Lesson33 ノーベル経済学章受賞者が提唱する「ナッジ」
ナッジて何なん?って思っていたのですが、「他者の意思決定を望ましい方向へ導くこと」と本文中にはある。適切な判断ができるような手助けをするって感じなのかな。

Lesson36 財政赤字は悪いとは限らない
→「円で国債を発行している限り返済不能にはならない」と読んでそういうものなのかと。国債により国民の金融資産が増える、という。うーん。国債をいくらか買ってもいいかもしれないと考えました。

Lesson39 貿易収支の本当の意味
→「黒字を喜ぶのは昔の「重商主義」」と「赤字のほうが経済が活発という見方もある」と。そういうものなのね。勉強になりました。

Lesson40 産油国はお金があるのになぜ先進国になれないのか?
→これ常々思ってた。お金があるだけでもだめなのね。経済がまわって国民が豊かにならないとだめなのね。これは「魚をあげるのではなく、魚のとり方を教えるほうがその人の幸福につながる」っていう故事みたいな話だわ。

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手軽にちょちょいと読めるところが魅力な本でした。経済のしくみ?はハイライトでちょっと単語に触れたかなくらい。そして図解はそんなにも多くもないです。少ないとかもでもないです。教科書くらい。

90分で!のウリ文句通りの本でした。





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