カプセルホテルに泊まってみた20代女の話

このnoteをオススメしたい人
・宿泊費は安くしたい、でも防犯面はちゃんとしたところがいい人
・旅が好きで不便も楽しめる人
・カプセルホテルに興味があるけど抵抗のある女性

その日は次の日が仕事にもかかわらず友人との飲みが盛り上がり、気づけば終電ぎりぎりになってしまっていた。
家に帰るにしてもあと一時間以上かかるし、ついてから4時間ほどしか睡眠時間が取れない。
ホテルに泊まるにしても空いているところがないし旅行割の影響もあって値段が上がってしまっている。
それなら近くのカプセルホテルは安く泊まれるのでは?と思い調べたところ、空きもあるし2750円という価格。
遅くまでチェックインできるみたいだし、早速ネットを開いてみるとまだ空きがあるとのことで予約して向かってみた。

さあ、チェックイン!

フロントで簡単な説明を受け、女性専用フロアへ向かう。
カプセルルーム前には下駄箱に入り切れなかった大量の靴が散乱していた。まあこの値段なら仕方ないか、、、
私が履いていたのは安物のクロックスだったので、自分のだとわかるようにクリップをつけて端っこによけておいた。
カプセルルームのドアはリストバンドで入る仕組みになっており、共用部分は洗面所、シャワールーム、トイレがあった。これなら夜遅くにドライヤーをかけても寝ている人たちの迷惑にならなくていいと思った。

とりあえずカプセルルームに入ってみたが、荷物をルームの外に置いている人もいれば中に持ち込んでいる人もいた。入り口には「ルーム内に荷物を持ち込まないでください」とあるがあまり守られていないよう。
海外だったら共用部に置いておくと盗難の危険があるだろうが、日本って平和なんだなと思いながら荷物を整理した。

ホテル内の設備とアメニティについて

宿泊施設にきてまずチェックするのは、アメニティと施設内の設備である。

アメニティ
・フェイスタオル、バスタオル、館内着
・充電器、アイロン、かみそりや歯ブラシなど
・メイク落とし、化粧水、乳液などの基礎化粧品
・ほぼすべて無料
施設・設備
・大浴場、サウナ付き
・自販機、ポット、電子レンジ、コインランドリー(有料)
・セブンイレブン直通
・カレー食べ放題、漫画読み放題などネットカフェの設備も使える

アメニティも設備も豊富なため、ほぼ手ぶらで泊まっても大丈夫。
一番良かったのは一階のフロントからセブンイレブン直通であり、外に出ることなく買い物ができること。ちょっとコンタクトケースほしいな、、、ってときにわざわざ外出の準備をせずに買い物に行けました。
さらに大浴場とサウナが地下にあり、足を延ばしてお風呂に入ることができます。2750円でこれはコスパ最強だなと思いました。

カプセルルームの中について

私が一番気になっていたのはここ。部屋に鍵もドアもない、狭いし、隣の人の動きや怪物のようないびきで眠れないのではないか、、、

結論から言うと、女性専用ということもあってかいびきお化けはいませんでした。隣や下の人の動きは、時間が遅かったこともあってか(日付が変わったあたり)とても静かでした。トイレに起きていく人の気配はわかるけど、それが隣なのか下なのかはよくわかりませんでした。気になる人は耳栓があればいいと思います。
(後日別のホテルでいびきお化けに遭遇しました。耳栓はあったほうがいいです)

広さはだいたいシングルベッド1台分ぐらいで、高さは座っても頭上には余裕があります(身長153cm)。だいたい1mぐらいじゃないでしょうか。男性用だともっと高くなっているのかはわかりませんが、標準的な体系の女性は寝返りも打てるなといった感覚です。
入り口はカーテンになっているので、気になる人は気になるかもしれませんが、ちゃんと閉めていれば中を覗き込まない限りは中の人の様子は外からはわかりません。カーテンの閉め方が甘いと見えることがあるので、きっちり閉めましょ!

中の明かりは明るさをツマミで調節できるタイプのものだったので、常夜灯ぐらいの明るさに調節しました。テレビはイヤホンをつけて聞くことができます。コンセントもあるので充電も十分できます。
ただ一つ気になったのが、アラームです。ルームの中の時計でアラームがかけられるのですが、普通に鳴るので周りの人へ当然聞こえます。
現に朝から、ピロピロとどこかの部屋で携帯や備え付けのアラームがどこそこの部屋で鳴っていました。

対処法としては、

  • 携帯のバイブ機能を使う

  • イヤホン内のみにアラームが流れる機能を使う

  • 極限に小さくしてアラームを鳴らす

ただバイブにしろ小さなアラームにしろ、長くなり続けて起きられないとやはり周りの人に影響が出ることは否めないので、個人的なオススメはイヤホンで目覚ましを鳴らすことです。
カプセルホテルの特性上、音を立てないことは最も重要なルールの一つになっています。

まとめ

それまで敬遠してたカプセルホテルでしたが、泊まってみると設備やアメニティも充実しており寝るだけの用ならば選択肢としてはアリだと感じました。
夜は作業を集中してやりたいという人や、人の気配や音が気になったり、距離感が苦手な人は厳しいかもしれません。

迷っている人は是非、安全性を考慮した上で泊まってみては。

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