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子供先生のご指導

子供の成長と共に、私達夫婦は生活を正すことを強いられている。

親や専門家、指導者、どんな人物よりも指導力があり

強制力を持っているのは子供である。


私達夫婦は、結婚してから子供を授かるまでの7年間

なかなかテキトーな生活を送っていた。

お互いに好きなように仕事をし

休日も特別な時以外は合わせることなくそれぞれが好きなように遊び

家事は困らない程度に気づいた方がちょろちょろっとやる。

いや、家事は困らない程度に私がちょろちょろっとやってたな。


こんな風だから、子供先生がうちにいらっしゃってからは

大変厳しく、強引な先生のご指導?の下、色々なことが正されていった。



例えば食事

私達夫婦だけの時は、夫が野菜嫌いということもあり

野菜をあまり食べずにいた。

先生が離乳食を召し上がるようになってからは

さすがにお粥だけをひたすら。という訳にもいかず

人参やブロッコリーから始まり、様々な野菜を取り入れるようになり

とうとう私達夫婦もベジファーストで食事をするようになった。



例えば掃除

私達夫婦だけの時は、

そこらへんの見えている床だけをぺぺーーっと掃除機で吸う程度だった。

先生がお一人で歩かれるようになると、先生自ら家具の合間にお入りになり

体全体に埃を付けて私達夫婦の掃除の甘さをご指摘くださるようになり

今ではダイソンの様々なアタッチメントが大活躍である。


例えば玄関

私達夫婦だけの時は、気になった靴はどんどん買っていたので

靴箱に入りきらない靴は玄関のたたきに出し放題だった。

先生がお一人でたたきに降りられるようになると

たたきに溢れた靴をわざわざリビングまでお持ちいただき

靴箱に入りきらないほどのこれらの靴が本当に必要なのかとご指摘くださり

断捨離を進めることができた。


例えば時間の使い方

私達夫婦だけの時は、前述した通り

お互いがそれぞれ自分の良きタイミングで好きなように動いていた。

先生は特に、待たされるのがお嫌いなので

先生がうちにいらっしゃってからは、なるべくお待たせしないように

すべての物事について、段取りを考えてこなすようになった。



このような事例は枚挙にいとまがない。


先生には、一切こちらの言い訳が通用しないため即改善が求められる。

大変厳しいけれど、必死に先生に食らいつくことで生活が正されていくので

ありがたい限りである。


さて、明日はどんなご指導を受けられるだろうか。

楽しみである。











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