見出し画像

プログラミング未経験なら悩む前にmakecodeで3日くらい遊べば自信つくよ

makecodeとは

こんな感じの、ブロックを並べてプログラミングするというパズル感覚でプログラミングができる初心者向けの開発環境です。microsoft社が無償で提供しています。

micro:bit 用の makecode

仕事で使われるプログラミング言語は山のようにあるので、どの言語を選べばいいのかというのが最初の悩みだと思います。

歴史の長いc言語からが良いかもと欲張ると痛い目にあったりしますが、どの言語を選んだとしても、面倒見の良い講師や先輩について習わないと、茨の道が待っています。

そうはいっても最初はお金をかけずに自分にできるかどうかを試したいと思うのが人情というものですね。

吾輩、新入社員研修でc言語の講師なんかをやってたりしましたが、仕事で使われている言語から始めるのはお勧めしません。プログラム以前のところのエラー解決にやたらと時間とやる気をとられるからです。

一方、どのプログラム言語を選んでも
 順次・変数・関数・繰り返し・分岐の組み合わせを学ぶのです。

それらの部品をブロックの倉庫からドラッグして、ジグゾーパズルのピースのようにはめていくか(いれちゃいけないものははまらないエラー防止策が組み込まれている)、英単語をタイピングする方法で組み合わせるか(スペルミスでも、記号ひとつ間違えても書いた後にコンパイル!とかビルドして実行!の時点でエラーがあるよ!って怒られます)

最初にちょっと様子を伺う目的なら、つまらないミスを起こしにくく作られた開発環境を選ぶのが賢い選択です。

順次・変数・関数・繰り返し・分岐についてふむふむ、そういうことかと理解した後なら、どの言語にすすんでも、あぁあのブロックをこんな文章で書くのねと、かなり楽ができるはずです。

Scratchじゃだめ?

良いと思います。
吾輩は makecode推しです。

scratchは、小学生が初めて使う開発環境としてこの数年で定着しました。本屋さんにも子供とその親御さん向けの本がたくさん並んでいます。つまり「子供むけ」のイメージが強いです。
makecodeはscratchそっくりですが、あのネコは居ないし関数は関数という名前のブロックだし、吾輩の勝手なイメージ的には小学校高学年から大人もokな製品です。マイナーなだけかもしれませんけれどね。

makecode推しの理由

javascriptとpythonコードに一瞬で変換してくれる

makecodeはボタンひとつで javascript か python のコードを見せてくれます。javascript や python で修正しても OK という懐の広さです。

javascriptコードもpythonコードも見せてくれる

令和5年現在、makecodeが仕事の場で使われているとは思えませんので、何らかのプログラム言語を選択することになります。ブロックで書いたプログラムが javascript のコードでも見られるという機能は次の本格的プログラミングに移行する時の大きな手助けになるでしょう。

micro:bit用のmakecodeは作れる世界が狭い分達成感を得られやすい

5x5、計25個のLEDで表現するしかない。 という制約があります。
押せるボタンも2つしかありません。
でも作ったものが動いた時に、使い倒した感が比較的楽に得られます。学習用としてこの制約は利点だと思っています。

おすすめの noteマガジン

順次・変数・関数・繰り返し・分岐の組み合わせについて興味が湧いた方への記事をまとめました。
記事数15ですが、各記事は短いので今の勢いで進んでください。

子供も視野に入れて書き始めたのですが、途中からは企業で働く先輩たちがこんな新人に育てたいね👍な気持ちになって書き進めてしまいました。

これからプログラマーとしての人生を始めていこうと決めた方に読んでもらえたら、ちょビットくらいは役にたつんじゃないかな。なるといいな。


いいなと思ったら応援しよう!