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展示内容を詳しく紹介するの回(めちゃ長い)

今回はこれまで展示内容の絵のモデルになった人や馬たちを詳しく紹介していく回です。そもそも自分は好きな人や馬や物しか書いていないのですが、そういったことについて話しても話し足りないのに話す相手がいないというなんともかわいそうな人間なのです笑。まあ自分のことかわいそうだなんて人生で1ミリも思ったことはありませんが。面と向かってそういうことを話すとだんだん本気になっちゃってなんかうまくいきません。なので勝手にここで消化していこうと思います。

展示は明日までやってます。是非。

それではまずはスミヨン

フランスを拠点としてるジョッキーで最近の代表馬はヴァデニ。昨年の仏ダービー、エクリプスステークスを連勝、そして凱旋門賞2着の馬。今年引退しちゃったけど。この動画、レースだけじゃなくてレース後インタビューも面白いよ。ただインタビュー受けてるだけなのに何処ぞの大御所俳優感出てて映画のワンシーンみたい。


絵の内容について話すと、この絵は自分が描いた絵の中で「上手くいった」と素直に思えた唯一の絵で一番お気に入りです。音楽でも絵でも作り終わった時に無理矢理じゃなくて直感的に「これはできた」って思えるものってそうはないし、実際そう言う感覚がある作品はいいもの、この感覚は正しいと思います。

絵を描く時にはまず、このサイトに載ってる写真がずっとすごい大好きだったので、これをモデルにスミヨンを描きました。この写真で寄りかかってる柵に刻んである名前がよりによって「AL PACINO」なの奇跡ですよね。アル・パチーノの映画ではやっぱりスカーフェイスがいちばん好きです。


マイアミでの青い海に青い空、陽気な音楽にオープンカー。とても明るい雰囲気なのにすぐそこで血みどろな殺し合いが起きてる。そのイメージがすごく衝撃的でずっと頭に残って、このタイミングで使えるなって思ったのでこの作品のテーマにしました。スミヨンなんかアル・パチーノに似てる気もするし。背景はマイアミみたいに曇ることを知らなそうな青空に透き通るほど青い海。「AL PACINO」の文字は赤くして血みたいに垂れてる風に描きました。トニーモンタナはマイアミみたいな場所でも血流してるから。海はマグリットの「誘惑者」と言う海と船のシリーズがあってそれを参考にして描きました。

この「誘惑者」シリーズは 荒れくれた様子や陽が落ちた様子など、いろんな海の表情があって面白いです。自分の中で何かしっくりきた感じがあったのでこの絵はシリーズ化して何作か描いてみようと思います。次はマカチェフをモデルにして描くプランをここ数日考えていました。

なんだか1作品目にして文字数過多の予感がプンプン。この先が心配ではありますが次も行きます。

お次はチマエフ!チマエフはチェチェン出身の総合格闘家で異名は「borz」チェチェン語で狼の意味。ちょうど狼描きたかったしUFC294も控えていたのでちょうどいいタイミングだと思って描きました。

チマエフは現役総合格闘家でいちばん好きな選手です。動画はないけどウスマンとの試合勝ってよかった、でもめちゃ危なかったじゃん!あせる。やっぱり無敗の選手が持つ幻想が崩れるとこは見たくない。

なんか途中で右手を怪我したらしい、2Rから全然パンチ出ないから見てる方は少し焦りました。確かに最強最恐の1Rを終えて2R以降のガス欠とパンチのもらい方が心配ではある感じしたけど。1Rで相手がどんなに強くても絶対前に出る選手が好きです。

来年多分ストリックランドとタイトル戦やるぽいけど今のところわたしはチマエフが勝つと思います。5R戦ったらストリックランドの鬼ディフェンス&鬼プレッシャーにやられる想像がつくけど、わたしは1Rでチマエフが仕留めるイメージの方がしやすいな。だってテイクダウンディフェンス率97%のウスマン相手に一試合で4回テイクダウン取ったんだよ。ウスマンのいちばんすごいところ潰したんだもん。多分ストリックランドのいちばんすごいところも潰しに行くと思うし、そうしたら1Rでディフェンス崩してグラウンドに持ち込んでフィニッシュまでいけるんじゃないかなぁって思うんだけどなんかストリックランド派の方が多そうで自信無くなってきた。ウスマン相手で決めきれなかったしね、そりゃそうか。2ラウンドはともかく3ラウンドまでいったらわたしもストリックランドだと思う。てかストリックランドもほんとのほんとに好きな選手だしていうか前のnoteにも書いたんだけどアデザニヤ戦の時わたしストリックランド応援してたし、もうこの試合が実現したら発狂する。そのカードが発表された瞬間にその日の休みを全力で確保しに行くよ。とか言って実現しなかったりして。

格闘技繋がりでお次はオリベイラ。

オリベイラ側の負傷で中止になったけどマカチェフ2見たかったなあ。始まる前は絶対オリベイラ応援しようって思ってたけど、今回の一連の流れでなんかマカチェフに防衛して欲しくなった。オリベイラは人前に立つ時ピチッとしたスーツで決めてきたりメガネも似合うし華もあるけど、フィニッシュ率91%の怪物でもあるのがすごいと思う。元々完全に寝業、柔術の選手だったけど、勝つために徹底的にストライキングとキックを磨いた結果驚異的な数字を持つ選手になった。

オリベイラのハイキックって専門的なことよくわかんないけどこんなに効くんだね。つよ。やっぱマカチェフとみたいなあ。

お次はオーギュストロダン。

オーギュストロダンは現役馬で1番好きな馬。とにかく走り方がかっこいい。個人的ベストレースはこちら。

いやもう無理かぁ、、、ってところからまだまだぐんぐん伸びるのがオーギュストロダン。おりゃぁぁって気合いで差し切る感じがしてかっこいい。優等生タイプよりこんな風に気持ち出してくる馬が好きです。すごく感動するからです。

みんなニコニコなこの写真すき。こんなに笑ってるライアンムーアあんま見ないし、オーギュストロダンもえっへん😤ってしててかわいい。一頭の馬がこうやって沢山の人の気持ちを動かす競馬というスポーツはやっぱり素敵だなと思います。もちろんその一頭には沢山の人の手がかかっていて、沢山の人の気持ちを背負ってる。やっぱり馬すきだ!

はい、という訳で、これ以上書くと長すぎて推敲作業が大学のちょっとしたレポート並のやばさなのでこの辺で今回は強制終了。結局4作品しか紹介できなかった笑。展示はついに明日が最終日。14時から20時30分までお待ちしてます!

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