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恋愛と私

私は人生で一度だけ大恋愛をしたことがある。

バッドエンドって分かってても、別れるのは今ではないと引きずりまくった。最後は恋愛感情というより情しか残ってなかった。

私から振った。2年半記念日に

留学してから気づいた。この世には男なんていくらでもいる。

恋愛をするとその人しか見えない、本当によくない。

私は彼のことを嫌いになったわけではないが、ただ、尊敬ができなくなった。それが振った理由だ。

デヴィ夫人のエッセイ本で、貧乏だけれども本当に好きな人、金持ちだけど好きでない人、どっちを選ぶかというトピックがあり、デヴィ夫人は後者を選んでいた。

なぜなら、お金は尊敬につながり、それが結果的に好きという気持ちに繋がるのだと。

私はこの考えに大きく賛同する。

私の元彼はお金がなかったわけではない。全くそんなことない。なんなら金持ちが通うような大学に下宿して通っていた。

ところが、彼は私立の大学に下宿で通うことに対して親に罪悪感を抱いていると毎日のように言っていたものの、アルバイトを全くと言っていいくらいしていなかった。

言葉と行動の矛盾である。

他にもそのような言動は多くみられた。

私はその都度イライラし、徐々に彼に対する敬意を失っていった。

私は当時大阪に住んでおり、彼は京都に住んでいたため、中距離恋愛だった。私はアルバイトをしていたので、22時過ぎに仕事を終え、そこからほぼ終電で彼の家まで通うことも多くあった。

しかし、彼は私がアルバイトを多く入れることにぶつぶつと文句を言っていた。自分よりアルバイト優先なのかと。

私はそれが嫌いだった。

そういう男に限って、女に奢ろうとしない、会いに来ようとしない。


別に奢れと言っているわけではないが、私の元彼は私の1回目の誕生日に何もしてくれなかったし、半年記念日も忘れ、成人式も一緒に写真を撮る約束をしていたのに会いにきてくれなかった。

女に奢る人はそのようなところにも気が回ると思う。

男は言葉より行動なんです。



ここまでが私の大恋愛のエピソードである。
正直愚痴しか書いていない気がするが、確かにこの恋愛は楽しかった。色んなことを学べた。

私はその彼の後、何人かと付き合ったが彼ほどは上手くいかなかった。

私が2年半記念日に別れを切り出さなければこのまま結婚していたと思う。

でも、私には彼とは違う、運命の人がいると思う。

次の彼氏は旦那さんがいい。


そう強く思う、21歳女です。

NANA




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