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チャイについて学ぶ話

3月のことを今まとめてる感じなのですが、ルピシアさんが主催するティースクールの講座「意外と知らないチャイの世界」に行ってきました。

4人席のテーブルが2つ設置してあり、天気がいいので陽の光も差し込むとても綺麗な教室です。私は窓際の席に案内され開始を待ちます。今回のレッスンは4人で協力して、2種類の茶を完成させる形でした。

「チャイの世界」ということで、インドのチャイを想像しながら授業に挑みましたが想像とは少し違いました。
茶と言っても呼び方は各国で違います。「茶(ちゃ)」「ティー」「テ」そして「チャイ」。そう、【チャイの世界】とは【茶の世界】のことでした。
イメージしていたインドのスパイス入りミルクティーは「マサラチャイ」。
※マサラは数種類のスパイス、チャイはお茶の意味があります。

というわけで、「茶」を「チャイ」と呼ぶ国の話から講座が始まりました。
モンゴル、ロシア、トルコ、インドのチャイ事情、作り方などを写真や現地の話、現物なども交えての説明がありイメージしやすくとてもわかりやすかったです。現物というのはトルコのチャイバルダック、インドのクリを見せていただきました。

実習1「マサラチャイ」
代表的なスパイス3つほどを教えていただきました。
シナモン・カルダモン・ブラックペッパー
なかでもカルダモンはガムのかわりに食べることもあるとのこと。このあと実習2で実物も見ましたが、硬い皮に覆われていて中に黒い種が詰まっています。本場のインドでも少なめで飲むとのことで、4人で2杯分を分けました。
始める前にみんなでスパイスを少しだけすりつぶして香りを出しました。スパイスはルピシアで販売しているルピシア・マサラのカルダモン&ペッパーを使用。すでにスパイスがブレンドされていて、自宅でチャイを作りたい時にも便利そうです。

マサラチャイの作成過程

チャイバルダックに似た大きさのティーカップに注いでいきます。

小さいカップに入れたチャイ

自分はカップに注ぐ担当でした!
正直少しこぼしましたが、皆さんから大丈夫大丈夫と言っていただき、なんとか4人分注ぎ切りました。4人分でグラニュー糖小さじ2でしたが思ったより甘く感じられました。「スパイスが効いているのに」という先入観から、甘く感じるのでしょうか。何はともあれ美味しい。

実習2「シトラスチャイ」
カルダモンとオレンジマーマレードでのロシアンティーに似たチャイです。

カルダモン

カルダモンをすり鉢で潰します。ひ弱すぎたのか、固かったのか全然タネが出なかったです。カルダモンは柑橘系と相性が良いとのことでレモン、柚子とかも相性が良さそうなお味でした。今回はオレンジマーマレードを大さじ1杯入れたカップに注ぐ方式で作りました。

シトラスチャイ(底にママレードが入ってます)

かき混ぜないで一口。カルダモンの爽やかさが口と鼻を通ります。
そして混ぜることでオレンジ成分を含ませての一口。爽やかさにオレンジの香り、味がのって一層おいしいです。
このほかにもアッサム+シナモン+リンゴジャムも合うと教えて頂きました。自分の中でもバリエーションが増えてとても良い経験になりました。

今回は実習2のシトラスチャイと本日のお菓子を頂きました。レモン風味のお菓子でとても相性が良いです。

ルピシア・マサラについて
https://www.lupicia.com/shop/e/echai/
今日の実習を生かすために、店舗に寄ってマサラチャイセット(ルピシア・マサラとCTC茶葉)を購入して帰ろうとしたところ、お店あったのはルピシア・マサラ ジンジャー。
お店により品揃えは違うと思います。実習で使用したカルダモン&ペッパーはお取り寄せになるとのことでした。
欲しい物がある場合は先に店舗に物があるか確認したほうが無難そうです。
しかしマサラチャイ熱が醒めなかったので、今回はジンジャーを購入。アッサムのCTCも購入しました。
「おいしいチャイつくってくださいね〜」と店員さんに言われ、マサラチャイ作るのを見透かされた感がマシマシです^^

お店に入る前までルピシアマサラを検索していたのに、マサラが出てこなくて「スパイスありますか?」と聞いてしまいました。
それでもルピシアの店員さんは探し物を出してくださる。
いつもありがとうございます。