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08 “映画えんとつ町のプペル2" リグ作り

おはようございます!!
株式会社CHIMNEY TOWN
インターン生のたけだななです!

さて先日も
「映画えんとつ町のプペル〜約束の時計台〜」
の制作会議がzoomで行われました!🎤

ついにシナリオは第8稿まで仕上がり
デザインの確認を中心に
会議は約1時間半濃密に進められました

デザイン確認中の西野さん

これまで約5ヶ月
私はクリエイティブの現場に
同席させていただいておりますが

ここから"キャラをどう動かすか"という
"アニメーション"の議論が進む中で

学生インターン生たけだななは
一つ思うことがありました

それは…

会議中のたけだなな心の声


デザインの話になると突然繰り広げられる専門用語
「リグ」「モブ」「作画」「絵コンテ」「モデリング」…

なんとなく聞いたことはある…

だけど実際どんなことをするのか
全く分からない…

焦る…😭!

わかってる風の顔だけは絶対やめて?

NFTもそうですが
エンジニアさんとお話しするときは
自然と専門用語が飛び交っていて

最近やっと追いつけるようになってきたのですが

デザインに関しては
まだまだ無知…!!🌀

というわけで会議後
0から勉強してみて少しずつ
会議中の意味が分かってきました!!!
#成長期


(1) アニメーションにするために


前作「映画えんとつ町のプペル」は
完全フル3DCGで制作されました

それは
ルビッチも人間でありながら独特な体型、パーツ!

さらに
プペルはそもそも使っている構成(色、パーツ)が
多すぎるだけでなく、変形も多い!

よって
複雑な動きをするキャラを動かす場合
作画で1枚1枚を繋ぎ合わせるのではなく

3DCGにするほうが
どのカメラワークでも
キャラらしい自然な動きになります

具体的に
アニメーション(動きをつける)には
「作画→モデリング→リギング(リグ)」という
一連の作業が必須です!

そうなのです!

ここでもう難しい専門用語が並んでいる!😭

(2) 新しいリグ開発


前作と今作は
ルビッチが挑戦する舞台(町)が違います

前作は「えんとつ町」
今作は「千年砦」

そして
町に暮らす人々も違います

前作は「えんとつ町の住民(人間)」
今作は「千年砦の住民(人間に近い動物)」

よって
現在は千年砦の住民の
キャラクターデザイン開発が
2Dで行われているのですが

同時に
0から"千年砦用のリグ"を作成しているのです🔥

さて
"「リグ」ってなんだ?"というところですが
#少なくとも私はそう思いました

そもそもリグの作業前には
"モデリング"という作業が入ります

それは
キャラクターデザイナーさんが描いた
キャラの多角スケッチをもとに
#横向き
#前向き
#後ろ向き
#三面図という

キャラの立体化を研究する作業です

つまり
2次元のスケッチを3次元にすることを
"モデリング"と呼びます

ただ
このモデリング作業は
キャラの形状(外側)を
作っているだけなので

実際に動かすとなると
骨格や構造をさらに研究していく必要があります!

つまり
この骨を動かした時に
どこの筋肉が一緒に動くか
というデータがほしい!

その設定作業を
"リギング(リグ)"と呼ぶのです!!😭✨

御察しの通り
このリグはキャラごとに必要なので
開発に膨大なコストがかかります

ちなみに
既に"人間型のリグ"は広く世の中にも
公開されているので
#人間の動きは研究済み

そんなに難しくはないのですが

今回の
「千年砦」のキャラたちの多くは
「人間ぽい動物」なんです

だから
前作とは違う"今作用のリグ"を作っているのです✨

(3)ルビッチだって違うリグ


めちゃめちゃ面白いなと思ったのが
前作も今作も出演する「ルビッチ」のリグも
新しく開発しているというところ!!!

「え?コスト削減のために前作のリグを活用したらいいじゃん!」と私は思っちゃいました!

前作のルビッチ

リグを新しく作成するのですが
もちろん「見た目」は一緒です

何が違うかというと
骨格や筋肉の動きが変わるのです

要は
「表情」が変わる!!!

それは決して
思ってたルビッチと違う現象ではなくて

よりイメージに近い動きができるように
リグを研究してくださっています

だからこそ
・前作より動物らしい表情
・前作より派手な表現

ここらへんが
変わってくるそうです!!!

このあたりはやっぱり
実際の映像を見てみないと
理解しきれない部分ですが

この工程とその意味が
面白いと感じたのと同時に

この辺の知識を今回ゲットした私は
今後、他の映画でも見方が変わってくるな…!

めちゃくちゃ映画を研究したくなりました!😆

というわけで
本日も読んでくださって
ありがとうございました!!

そんなこんなで
本日は西野亮廣講演会 in 愛知の
付き添いに行ってきます〜!💨

2023.02.22


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私が担当しているCHIMNEY TOWN GIFTでは
「絵本を支援したことを証明するNFT」を
販売しております!🎖

寄贈先にお渡しする絵本は
「えんとつ町のプペル」!!

実際に
絵本を受け取った子どもたちが
愛おしくてたまらないです!!!

どうぞ!ご覧ください!!

わたしは美味しいビールを飲んで、ニヤニヤしながらまた今日も生きていきたいです