子どものころからの夢

みなさんは
子どものころどんな夢を持っていましたか。

私はたった一つ。
物心ついた時からずっとずっと胸に秘めてきた
自分のアイデンティティの一つでもあるものがあります

大学に入るまでは、
その夢はいつか叶うものだからと思って
自分の進路を真剣に考えられなかったくらい

というか、考えなくてもいいんじゃないかと思うくらいに
私にとって将来の夢は自分の中ではっきりとありました。

役者

それが私の夢でした。

表現をしている時がなによりも自分らしくなれる気がして、どんな人にもなれる瞬間が楽しくて、

でも、挑戦する勇気がなくて
何か行動起こすわけでもなくて
今思うと多分、行動を起こすことがどういうことなのかよくわかっていなかったんだと思います。

だから本当に文字通り
夢を見る。
それだけで終わっていました。

見ているだけ。
そんな状態

それから大人になっていやでも自分で生きていかなくなってしまった。
そうなると何かしらでお金を稼がねばいけず

子どもの頃に見ていた夢と
大人になって食べていくこと

は別物であることを痛感しました

それでもきっとその時の思いが完全には消えておらず

今でも自分のキャリア形成の原点は

"表現すること"
"見えないものを可視化すること"

であるのは、
多分子どもの頃に叶えたくて仕方なかった思いが
残っているからなんだと思います。

まぁ、前置きが長くなりましたが

とにかく心の中にある一本の筋はなんですか
と問われたら
私は迷いなく
表現する人になることです
と答えるだろうと思うくらい

役者、演じることが
夢でした。

実際学生時代は趣味で舞台に立ったりしていたのですが
まぁそれは置いておいて

そんな夢を胸に抱えていたことを
ふと忘れていたある日
兄から連絡が来ました

兄が自分のSNSで
私のポートレートをシェアしてくれたらしいのです

そのシェアした写真にある歌手の方が反応してくれて、
今度ぜひ私のMVに出て欲しい

とのお声がけをいただきました。

このお声がけが
私にとってどんな意味を持つか
想像できますでしょうか

演じて、お金がもらえるというのは
つまり、お金を払いたいほど
私の表現力を認められるということ

子どもの頃からただ一つ心から憧れた状態が
叶うかもしれない

そんな一筋の光が見えたのです

今は、文章を書くことや、
デザインすること、
本を作ることなど
自分が関わることができている仕事が大好きです。(これは全て可視化、表現と関わりがある笑)

これらを投げ出しても
役者一本でやっていくことを目指すことはきっとないと思います。

ただ、子どもの頃に描いた憧れが
一度でもいいから叶うかもしれないというのが

なんとも言えないくらいにワクワクしました

今日した新しいこととして
記録します

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