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なんだかんだ自分との戦い

昨日の日記で大学受験について触れましたが、私の人生にとって大学受験はとても大きな転換期でした。『なんだかんだ自分との戦い』という、今も心に一つある矜持をここで得ました。
それまでは、学年で何位、クラスで何位という位置付けで自分の学力を把握していました。全国偏差値だとか合格判定だとか、色々なものが受験生を不安にさせようと受験生メンタルに攻め込んできます。焦りばかりが膨らんで、でも『棚からぼたもち』を狙っているから効率のよい勉強法が見つかるまでは勉強は手に付かないという、普通の受験生徒はちょっと違う負のジレンマに陥っていました。勉強するわけではないから、効率の良い勉強法も見つからないんですけどね。
でも、いつのまにか「とりあえず100点取れば受かる」というとても単純な考えに落ち着いたのです。100点取れるか取れないかは、自分の問題であって他人が何点とっても関係ないのです。そうなると偏差値や順位なんかよりも、単純に点数と『なんだかんだ自分との戦い』になってきます。受験科目は100点が取れそうな3科目に絞りました。そして、それまで受験勉強をしてこなかったわけだから、基礎を固めればOKだろうと1か月でいけるだろうと目算したのです。
で、第一志望がギリギリ合格だったという……100点とればいいっていう話はどこに行ったんだ……という結果でしたが、第一志望大学に合格することができ、受験戦争を自分と戦って乗り越えたのでした。