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うちのばあちゃんのこと。

今しか書けない気持ちがあるなと思い、綴ります。今週祖母が亡くなって、長生きしてくれていたから、何だかいつまでもずっといてくれているような感覚があって喪失感がとても強く。晩年は施設に入所し、なかなか会えなかったけれど、存在してくれているということだけで、私の光だったのだなと改めて気づきました。

「ななちゃん」と、小さな頃から、大人になっても私の名前をいつでも愛おしそうに呼んでくれた人。もしかしたら祖母にとっても私の存在が光だったのかもしれないと、大切にしてもらった小さな頃からの記憶を辿って思います。

いつも近くで愛を向けてくれる人の存在は時に近すぎて見えにくくなってしまい、近くにいてくれる人の励ましよりも遠い誰かの評価を気にして自信をなくすこともこれまで多かった。

だけど今思うことは、祖母がくれた愛は私の力に絶対になっているということ。ばあちゃんがくれた愛を私の中で生かし続けるためにも、私はこの私を信じていこうと誓った今日。

急須や湯呑みが並んで置かれていた戸棚、
夏休みに行くと
いつも出してくれた梅ジュース、
薬が入っていたクッキーの空き箱、
いつでも目にすることができたそういう
物たちが、何より愛おしいものに変わります。

何気ない日々を大切に。
今ある日々も、いつかは愛おしい宝ものになっていくと思いながら、過ごしていこうと思います。

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