野草食日記 322 冬のカラムシ入りロールキャベツ
今朝、畑に降りたら霜が張って土が固くなっていました。
前日まで陽を浴びて元気に育っていたジャガイモの株が、一夜で凍りつき、うなだれています。
本格的な冬の到来です。
寒くなると汁物で身体を温めたくなりますよね。
金曜日に葉がシャキッとしたオーガニックのキャベツを手に入れたので、先週末、ちょっと頑張ってロールキャベツを作ることにしました。
市から派遣された業者さんが秋に除草した山の斜面には、枯れ葉の間からカラムシが新しい葉を出しています。
これをひき肉に混ぜてみることにしましょう。
遠目では瑞々しく見えたのに、摘んでみると寒さで意外にパサパサしています。
それでも中心の生きの良さそうなところを選んで湯がいたら、庭のタイムと一緒にみじん切り。
ほかの野菜も細かく刻んで、パン粉、粒マスタード、スパイス、調味料と共に全てをひき肉に混ぜこみ、茹でたキャベツでくるりと包む。
出来上がった4つのまぁるい塊を、鍋に入れたら火にかけてコトコト煮込みます。
幸せな冬の風景。
これで夫婦2人の2日分です。
カラムシは癖がないので、夫も全く気付かず。
「あったまるねぇ、美味しいねぇ。」と言いながら食べていましたよ。
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