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野草とくらし 17 松の枝で作る秋のポプリ

先日作った松ジュースの残りの枝はお茶にしようと乾かしていました。
いつものブレンド野草茶にも混ぜていたのですが、枝を焙じている時に立ちのぼるアロマが素晴らしすぎる。
清々しいなかにも優しさがあって、なんとも心落ち着く香りです。
そこで都内のお洒落雑貨店に置いてあるような、木の枝や自然素材を混ぜ合わせたポプリをイメージして器に盛ってみました。

松の枝に混ぜ合わせたのは、シナモン、クローブ、カルダモン、レッドペッパー、グリーンペッパーにドライオレンジ、山で採ってきたヤブニッケイの葉、拾ったスダジイの実、畑のノブドウの葉と実です。

松の枝は焙じ終わって温度が下がると香りがソフトになってしまい、芳香剤としては少し物足りない。
大好きなサンタマリアノヴェッラのみたいな濃厚な香りのポプリにするには、どうやったらいいのかなぁ、などと夢想してみます。
もっと強い香りにしたい場合はパウダースパイスを混ぜてみるのもいいかもしれませんが、それでも香るのは一時的でしょう。
そうは言っても、このように眺めて楽しいものがくらしにあるだけで、気分は上がります。
時々鼻を近づけて、クンクン嗅いで楽しむことにします。

猫のはるちゃん

朝晩寒さを感じるようになると、猫の寝る場所はふかふかの座布団の上に変わります。秋ですねぇ。


野草の勉強や観察会のために使いたいと思います。