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野草食日記 340 ミズ料理7選

秋田の山菜名人から大量のミズが送られてきました。
紐で縛られてふた抱えほどもあります。
これはもう、うちだけでは使いきれない。
ということで、5家族でシェアすることにしました。

ふた抱えもあるミズ

しかし、シェアしたあとのミズもかなりの量です。
ひとまず皮剥きをして、茎の部分と根本の部分を分け、茎は湯通し、根元はミズタタキをしたいので生のまま。
それぞれ冷蔵保存しました。 

夕方に届いたので、初日は簡単に小さな酢の物に。

庭で咲いていたギボウシの花も酢漬けにして添えてみた


そして翌日は念願のミズタタキ。

ビニール袋に入れて叩く
袋から出して、焼き味噌と山椒の葉を刻んだのを加えてさらに叩く!
色はなんか微妙ではある
盛り付けるとこんな感じ

ミズタタキはご飯に乗せると美味しい。
せっかくなのでアレンジ料理をと、焼き茄子にこのペーストをかけてみたのだけど、どちらも水気が多く、全体的にぼんやりとした味になってしまい、失敗。
茄子と合わせるのだったら、焼いて表面をパリッとさせたものの方が良かったかもしれません。
蕎麦に絡めて食べてもまあまあ美味しかったけれど、ミズタタキはなんといってもご飯が一番だと思います。

お次はこちら。

山椒も荷物に同梱されていた

豚コマと蒟蒻を炒め、その後油揚げを追加、最後にミズを加え炒め合わせます。
味付けは砂糖、醤油、味醂、酒、最後に胡麻油。
あるものを適当に炒めただけだけど、ミズのシャキシャキがアクセントになってとても美味しくできました。

残った豚コマを使って、翌日はパスタに。

黄色いのが見えるので、もしかしたら黄ピーマンも加えたかもしれません

この日はズッキーニも一緒に、味付けは和風出汁とニンニクバター醤油味。
これは海苔が合うと思い、追加でトッピングしたら、鉄板の美味しさでした。

ミズの根元をミズタタキだけで食べるのも飽きてしまったので、普通に炒めたらどうなるだろう?!という疑問が湧きました。
そこで、日曜の朝ごはんにガーリックオイルで炒めて、塩胡椒しポテトパンケーキに添えてみました。
ぬめりとシャキシャキ感が両方楽しめて、いや、これ普通に美味しかったです。

根元の赤いところは熱を通すと緑色に変化するのが楽しい
暑いから紫蘇ジュースと一緒に

写真に撮り忘れてしまいましたが、麻婆春雨にミズを入れた日もありました。
こちらも相性良しだったことを記しておきます。

以上、ミズ料理6選でした。

【追記】
昨日、ガヤメバルという魚を買ってきて煮魚にしました。
魚に火が通ったらミズの赤い根元を入れて一緒に煮付け、最後に片栗粉でトロミをつけました。
甘辛の煮汁が染み込んだミズ、絶品でした。
これで7選。

初めて名前を知ったガヤメバル
カレイに似た優しい白身のお魚

野草の勉強や観察会のために使いたいと思います。