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野草食日記 313 かぼちゃとクコの自家製ベーコン炒め・レモンピール&ブラックペッパー味

この春、引っ越しをする友人の庭から我が家にやってきたクコ。
夏前に畑に移植しましたが、暑いうちは虫の被害が酷く、秋の新芽を心待ちにしていました。
少々バッタに喰われているものの、夏場の無残な姿からは復活しています。

明るい緑色のクコの新芽

アダプトゲンということで、積極的に食事に取り入れたいクコの葉。

とはいえ、まだまだ収量は多くはありません。
それでも先日、少しまとまった量を収穫することができました。
クコの葉はお肉と相性が良いです。
冷蔵庫にベーコンとかぼちゃがあったので、一緒に炒めることにしました。

市販のベーコンは添加物が多く、しかも美味しくて安全なものは値段が高い。
ということで、昨年から念願の手作りベーコンをつくるようになりました。
近くに燻製の達人が住んでいて、ご近所友数人で習いに行ったのです。
大まか作り方は教わりましたが、私は普通に生活しながら出来るだけ簡単に作りたいので、かなり「なんちゃって」製法ではあります。

3%の塩と1%の砂糖で塩豚を作る
ソミュール液とかは面倒なのでやらない
香辛料は胡椒と庭のタイム
5日間ほど冷蔵庫で寝かせたあと
茹で豚にする
茹で汁はスープに
燻製の道具
この宇宙的なフォルム
技術者でもある燻製達人に作ってもらった
材料は全て100均で手に入る
今までは桜のチップを使っていたが
無くなったので以前から憧れていたヒッコリーを使う
Amazonでも売っているが
送料無料のヨドバシ・ドット・コムでゲット
茹で豚を網に乗せ
2〜3回程チップを取り替えて燻す
煙があまり当たらない下の部分に色を付けるため
裏返して煙を当てるのだけど
その時に網に着いたヤニが
ベーコンについて黒くなってしまった
これは次回の課題

なんちゃって製法ではありますが、これがなかなかどうして。
一度この手作りのを食べてしまったら、スーパーのベーコンには戻れないくらい美味い。

さてさて、炒めものの作り方です。
一口サイズにカットしたかぼちゃをスキレットで焼いたあと一度取り出し、やはり一口サイズにカットしたベーコンと一緒に炒めます。
葉っぱを入れる前にこちらのソルトでかぼちゃに味付けをします。

友達に業務用スーパーに連れて行ってもらった時に購入


最後に下処理をしておいたクコの葉を入れ、火が通ったら出来上がり。

クコには葉の付け根に棘がある
柔らかいものはそのまま茎ごと炒めるが
固い茎の部分に着いた葉は
棘を避け
一枚一枚引っ張って茎から外す

野草の勉強や観察会のために使いたいと思います。