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野草食日記 273 ダイコンソウのふりかけ

昨年記事をアップしたままになっていたダイコンソウの続報です。

あのあとまた緑地に行きまして、ダイコンソウの柔らかそうな所を選んで摘んできました。
まずは茹でてお浸しから。
・・・・・・・・・。
う〜〜〜〜ん。
すっごくもそもそします。
お世辞でも食べ続けたいと思うような食感ではないです。

たまたま図書館で借りていた「食べる野草と薬草」(川原勝征著)という本に、ダイコンソウが載っていました。
それには「ゆでて水にさらしたものを、和え物や浸し物にする。葉や茎の毛も気にならず、嫌な味もなく野菜のように食べられた。」とあります。

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摘んだ時期が冬だからなのか・・・。
よくよく見ると本に載っているダイコンソウの葉 (左下) は、私が摘んできたものと違って若草色で、葉の厚みも薄いように感じられます。
明らかに、本の写真のほうが柔らかそう。

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これが今回摘んできたダイコンソウの状態です。
中心部分の比較的柔らかそうなところを選んで持ち帰りました。
やはり暖かくなってから再度摘みに行って、リベンジしたほうが良さそうです。

とはいえ折角のダイコンソウ、そのまま堆肥にしてしまうのも惜しい。
モサモサが気にならないように調理してみることにしました。

細かく刻んでフライパンで空炒りし、水分を飛ばします。
パラパラになったら干し海老と白胡麻を加えて醤油で味付け、最後にごま油を少量かけてパラッと仕上げます。
白いご飯にかければ、おかわり必須のふりかけの出来上がりです。

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1月26日(水)、北鎌倉にて食べる野草の観察会「なな艸の会」を開催します。
今回はクレソンを中心に、1月に見られる野草を訪ねて歩きます。
詳しくはなな艸ウェブサイトをご覧ください。


野草の勉強や観察会のために使いたいと思います。