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野草食日記

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身近な野草をどんな風にして食べているかの記録。 地域で採れた食材を使った保存食作りなども載せています。
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2022年3月の記事一覧

野草食日記 286 アケビの新芽のそぼろ丼

ご近所さんからアケビの新芽を一袋いただきました。 どうやって食べるの?!と聞いたら、 「うちは天ぷらにするけど、油で炒めてもいいみたい。」というので 冷蔵庫のひき肉で甘辛のそぼろを作って混ぜてみました。 食べてみると、アケビの新芽はほろ苦で大人の味。 山菜の本でアケビの新芽について調べました。 新潟県の長岡地方ではミツバアケビの蔓のことを「木の芽」というそうです。 関東地方で木の芽といえば、山椒の葉のことを指しますから、地方ごとの呼び方は面白いですね。 ネットの情報では、

野草食日記 284 クレソンとソーセージの炒飯

近所の友人がセリ摘みに行くというので、一緒にくっついて行きクレソンを採ってきました。 冬場の赤茶紫色の様子とは全く違い、春の緑に変わったクレソンが沢に盛り盛りと生えています。 野草摘みを始めた頃は何でも珍しく、色んな種類をいっしょくた袋に詰め持ち帰り、帰ってからの仕分けが大変なことになっていましたが、さすがに今はそんなこともなく、帰宅後さっと水洗いして料理をするなんてこともできるように。 ちゃんと種類ごとに分けて袋に入れて持ち帰るのがオススメです。 今日は冷蔵庫にあったソ

野草食日記 283 ミックス野草の餃子

丁寧に育てられた美味しい豚肉をご近所さんと共同購入しています。 地域のお店から出る食べ物の残りなどを食べて育った豚さん達のお肉です。 共同購入の輪にいれていただいた昨年の5月、その豚肉を育てている足柄の「こぶた畑」を見学に行く機会を得ました。 訪れてまず驚いたのは、豚舎が臭くないことです。 下のリンクをご覧いただくと何故臭くないのか、その秘密がわかります。 同じ仕組みを人間のトイレにも応用していて、水洗トイレでないのにこちらも全く臭わないのです。ほんとうに驚きました。

野草食日記 282 葉山の新わかめとクレソン、オニオンスライスのサラダ

葉山のわかめ漁の解禁日が2月28日だったのだそうです。 その日、ご近所さんが連れ立って葉山まで出向き、漁師さんのわかめ漁のお手伝いをしに行ってくださいました。 採ったばかりのわかめ。 大釜で茹でたものを袋に詰めて持ち帰り、町内の皆さんに配ってくれました。 北鎌倉でも私が住んでいる地域は、ご近所の繋がりが活発な場所です。 古くから住む人も新しくやってきた人も関係なく・・・です。 というより、地域と繋がりたい人達が積極的にここに越してくる感もある。 様々な情報を共有する町内L