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女2人インド旅行記1日目


旧友とインド旅行に行ったのですが、記憶が褪せる前に書き留めておきます。
文章力ド底辺かつ自分の記録用なので多めに見てください。暇な人だけどうぞ

出国前


10:50分羽田発の飛行機に乗るため、余裕を持って8時に羽田第3ターミナルに集合。
インドに行くとカレーばかりで和食が恋しくなると聞いたので出国前海鮮丼を食べることに

友達のはねぎトロ丼、私のはカツオのたたき丼

うめぇ~~~~

1500円くらい。空港価格というのもあるが普段サイゼリヤワンコインランチしている自分にはインド前とか関係なく美味すぎて感動。


友達「空港は外人さんが来るから、箸使えない人用にスプーン置いてあるんだね~」
スプーンで丼貪り食ってた私「」
気持ちは既に海外へ向いているご様子

8時ということもありショップがどこも閉まっておりやることも無いので早々にチェックインして搭乗口へ

友達が連れてきた犬
RRRの監督
RRRの俳優2人と棚橋弘至


フィギュアで遊びつつ地球の歩き方を読み時間を潰し、遅れることなく乗機。
よしよし問題なく出国出来そう(フラグ)

飛行機編

この両サイドの穴、何入れる用なんだろうね


じんわりと嫌な予感。
友達含め他の席の端末は日本語表示なのに私の端末だけ最初から韓国語表示なのだ。
離陸して端末をいじるも私のだけあきらかに反応が悪く、言語を日本語設定にしても勝手に韓国語表示に直してくる。
CAさんに再起動数回してもらいなんとか映画に漕ぎ付くも、誤作動で途中から急に最大音量で流れ出す始末。
ホラー映画見てた私、ビビって飛ぶ(物理)

見てたやつ

CAさんに席変えますよ、と言われたが元々飛行機で他のことする予定だったので席そのままで続行。
のはずが何故か隣の友達の端末まで同じ現象が起きたので1番後ろの座席に移動した。
幸先不安である。インド入国前に試練があるとは思わなんだ。


思わず待受にしてたガネーシャに祈る。
頼む無事インドに行かせてくれ.......!

ヒンドゥー教の神様、ガネーシャ


バタバタしていたら機内食タイム
1番後ろの席なので選べなかったためトマトパスタに(めっちゃ美味しかった)

ポテサラがスパイシーな味した


JAL限定ハーゲンダッツ


ハンバーグが売り切れていたのだが、ベジタリアンが多いインド人が大半をしめる機内でハンバーグが売り切れることに疑問を感じる。
後ほど合点行くのだが、ベジタリアンのインド人は95%外では肉食べてるらしい。奥さんの前ではベジタリアンのふりしてるんだって。
日本の喫煙者に近いものを感じた。

インドだよ.......ラームチャラン.......

席移動したが結局爆睡して過ごしたので映画最後まで見れず。
CAさんが「迷惑おかけしたので.......」と250mlの水2本とせんべい1袋ずつくれた。
これが後々助かることに。結果オーライ。JAL大好き最高また乗ります。
女2人でインドに行くことが珍しいのかCAさんに「お仕事ですか?」「ヨガしに行くんですか?(違う)」とめちゃくちゃ話しかけられる。
RRR見てインド行くことになったと話したら面白がられた。いい人。
無事帰れるよう頑張りますと誓い飛行機を降りる。


インド到着~ホテル

左下の男の子走り方可愛い

welcome to india!!!
現地時刻15時半
8時間の長旅だったので寝ていたとはいえ軽い疲労。
空港、カレーの匂いするよとインド経験者母から聞いていたが無臭。
飛行機の乾燥で鼻やられた?

主印のオブジェ
男女表示が分かりやすすぎるトイレ

すげ~。海外だ(小並感)
当たり前だが周り90%インド人なので顔の濃さに圧倒される。同じ人数でもインド人というだけで視覚的圧がすごい。

チェックインカウンターに進む。
地球の歩き方によるとeVISA(電子ビザ)の人は31~38番カウンターでチェックインするとのこと。
なるほどね~~~。



.......?そのカウンター閉まってるが?

足元にeVISAこちら、という矢印が書いてあるも辿っていくと壁に突き当たる。
どうしろと?
とりあえず日本人バックパッカーっぽいお兄さんが居るところに並ぶも間違っており空港のインド人に誘導してもらった。

地球の歩き方なんぞ小手先が通用しないことを知る。さすが海外

無事空港通り抜け、予定通りUVERタクシー呼んでホテルへ向かうことに。


駐車場が暑すぎる。

雨季だから湿気がやばい事は覚悟していたが、比喩ではなくガチのサウナ。風が吹くから軽いロウリュウ。
朦朧となりながらiPhoneを操作する。
UVERタクシーはチャットに翻訳機能がついているのでいいかと日本語で送ったら配車キャンセルされる。くそが.......

もう一度別のタクシーを呼ぶ。

two people
female
japanese

とりあえず特徴を羅列しチャット。中学1年生レベルの英語しか打てない自分のアホさに笑う。
アジア人が少ないので運転手が見つけてくれて無事乗車できました。

タクシー


インドの道すげ~~~~~!!


車の色がカラフル、割り込み上等、多分3車線だけど横に5台くらい並んでる。

道路交通法とは?

クラクションが常に鳴っている。鳴り過ぎて誰が誰に鳴らしてるのかわからない。
車内も運転手の趣味であろうパリピなインド音楽が爆音で流れている。
視覚も聴覚も情報量が多すぎる。
座っているだけなのにこんなに疲れることってあるんだ。


空港からの道は渋滞するようで途中から詰まり出し、物売りの人からドア越しに話しかけられた。
蕎麦屋かよってくらい縦に積まれた本を肩に載せ、1冊ずつこちらに見せてくる。

イメージ画像

ホテルで両替するつもりだった私たちはまだルピーを持っていないので買えないのだが、断り方も分からないので本を順に提示されるたび首を横に振る。
アラビア語の本がほとんどの中、「生きがい」と日本語タイトルの付いた本が目に止まる。
「生きがい」の文字を理解する術はないだろう物乞いの人からこの本を提示されて考え込んでしまうものがあった。
ちょっと読みたかったな。
お金ないけど。

ホテル~街

無事渋滞抜けてニューデリーのホテルに到着

エントランス



えっなにこれは…

ロビー


王宮?



ドアマンが4人くらいいて全員格式高そうな感じだった。さっきの道との高低差は何?夢?
旅行会社から日本語スタッフ在中と聞いていたがいませんでした。
まあ想定内。

雑魚英語でなんとかチェックイン。

友達


友達「すごーい外めっちゃ見えるよ〜」
私「まじ?写真とるわ」


世紀末?



雨季で曇天だったのでサイレントヒルみたいな写真が撮れてしまった。不安

なんやかんやで18時になってしまった
出国前食べようと話してたインド限定のマックバーガー、マハラジャマックを食べに出かけることに。

Mcdonald's india Twitterより


両替予定だった2万円を握り締めフロントへ向かう。
インドは物価が低いので2万円が100万円くらいの厚みがあるルピーになって帰ってきた。

物量にビビる2人

スリに気をつけろと聞いていたので怖くなり、一部金庫にしまう為一旦部屋に戻ることに。




金庫の使い方が分からない。

嘘だろ…
今まで海外で見てきた部屋金庫は数字、rock、openのボタンがあり感覚操作で使うことができた。


数字、open、combのボタンしかない。

昆布ってなんだよ。


調べても櫛としか出てこない。操作してもrockの代わりでもないようす。
10分近く奮闘するも分からず金庫に鍵かけず貴重品入れて出ることに。
初日にして防犯意識がガバガバである。

結局最後までこの金庫の使い方は分からず。
誰かわかる人いたら教えてください。


〜そして出発〜
金庫騒ぎしてたら18時半を過ぎてしまった。
Googleマップによると徒歩15分くらいでマックに着くらしいので歩くことに。

ホテル出て数分でこれ


道ってなんだっけ?


歩道であろう場所は瓦礫と電線、犬のうんこでぐっちゃぐちゃ。道がいきなり壁で塞がれてることもあり全然Googleマップ通りに歩けない。
困って立ち止まるとタクシーや物売りに声をかけられるので考える時間を与えてもらえない。

モンハンで例えると四方八方モンスターに囲まれていてPAUSEのボタンがぶっ壊れている状態。
思考している間にもモンスターが寄ってくるのですべてとっさの判断でやり過ごさなければいけない。


ヤベェ国に来てしまった。

ある程度は覚悟していたが、思っていた以上に安全地帯と思考時間がなさすぎる。

なんとかやり過ごしながら歩いていると同い年くらいのインド人に声をかけられる。
インド人に着いていくなと出国前聞いていたが
i'm student. i'm ちょっとrichだからお金いらない
と言われ、疲労で判断能力が鈍っておりマックへ連れていってもらうことに。
結果論、本当に良い人でマック前まで案内してくれて握手だけして帰っていった。

すでに2人ともボロボロである


マックに着くも人が多い。
いや人の数で言ったら渋谷のマックの方が全然多いんだけど、顔の濃さと物珍しい日本人を皆が見てくるので圧がエグい。

なんとなくレジ周りをウロウロするも割り込まれるのでこちらも強気に注文する。
多少順応してきた。

よく見ると奥のバーガー、ベジとノンベジで上下に分かれてる


バーガー全てにベジタリアン、ノンベジ選べるようになっていた。
疲労であまりお腹がすいてない私達はノンベジのマハラジャマック1つをシェアすることに。

にこやかなドナルド怖…


注文してしばらく待つも出てこないので店員さんに催促してみる。すぐ出てきた。
やはりこの国、受け身でいたら生き残れない。

うおおおおマックだ!!!
インド着いて最初の飯!!!

顎関節症の私には不可能な厚みをしているため上下分解して食べることに。

これ上半分

いただきま~~~~~す!!!


.......?
.......辛すぎない.......?


..............辛!!マジかよ!!

ハラペーニョが信じられないくらい入っておりハンバーガーとしては許されないくらい辛い。
カレーじゃないものもこんなに辛いんですか?
辛さを緩和させようと付属のケチャップに手を伸ばす。



開かねえ。

手で開ける切り込みがなくアルミが硬すぎる。おそらく歯で全力を出しても開かない硬度。
現地の人は怪力なのか常にハサミを持ち歩いているのか.......。
謎は深まるばかり。

辛さに耐え、食べきる頃には20時近くに。

マック前で寝る犬

結構暗くなってきた。怖い。
当初の予定ではここからタクシーを呼んでホテルへ帰るつもりだった。


が、
車の量が多すぎてタクシーを呼ぶのに丁度いいポイントが無さすぎる。
こんな交通量多いところ止めらんねえよ。

暗いけどまだ深夜では無いので歩いて帰ることに。
歩き始めてすぐ青年に声をかけられる。

Hi!ドコイクノ?
I'm student money要らないよ


学生多いんかな。
行きに声かけてくれた学生がいい人だったので着いてってみるが服屋に誘導されそうになる。
危ねぇ。

声掛けてくる人、基本は疑っていた方がいいという学び。

その後Googlemapを頼りにホテルへ向かう。
声をかけてくる人はあまり居ないがジロジロ見られる。
街灯が少ないので日本の22時くらいの暗さで本当に怖い。泣きそう。
一刻も早く安全地帯に着きたい。
貴重品を入れたボディバックとiPhoneを握り締め瓦礫の上を必死に歩く。
怖すぎてこの時の写真はないです。

ホテルガチで綺麗

んあああああ着いたあああああ


無事帰還。
順に風呂に入る。

水道水が口に入ると終わるらしいので大人になって初めてシャンプーハットを使うも慣れてないので普通に顔にかかる。

終わったかもしれん。

汗汚れのせいなのか水のせいなのか分からないがシャンプーが泡立たなすぎてあんまり洗えた気がしないがとりあえず出る。

備え付けのドライヤーの風量が弱いとイライラするタイプなので家から持ってきたもので乾かす



電源を入れて3秒で焦げ臭い

非常にまずい予感がするので直ぐに切り備え付けで乾かす。
変換器は持っていたが変圧器が無かったのでそのせいなんだろうか。
あんまり調べずに来てしまった。
これはインド関係なく自分の不手際です(アホ)

この時点でドライヤーとヘアアイロンという嵩張りお荷物が本当にただのお荷物と化してしまった。大変邪魔。


2人とも身支度を済ませ10時すぎ就寝


.......。

そういえば出国前注意されたことあるな.......


・インド人についていかない
・夜道を歩かない
・生野菜を食べない

全部初日にやってしまった。
大丈夫かなこの旅.......


そんな事を考えながら眠りにつく。
おやすみなさい。

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