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落ち込みから戻る レジリエンシー

エコマムに昔書いた記事がGoogleドライブに残ってた。

削除する前に、そうだ、noteに置いておこう、と思って転載。10年前ぐらいに書いたこと。サイトがすでにクローズしているみたいだから、掘り出してどっかに貼っておいてもいいかもね。

商魂たくましく、自著のアマゾンのリンクも貼ってみた。

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最近、レジリエンシー(resiliency)という言葉にはまっています。この言葉は「回復力」とか「弾力性」と訳され、傷つきや落ち込みから戻ってくる力としてポジティブ心理学や社会福祉などの分野で使われ始めています。

イメージがつかみにくい面があるので、あれこれネット検索をしていたらレジリエンシー・ジャパンと言うサイトをみつけました。そのサイトでの説明が一番、ピッタリきました。

そのサイトによると、レジリアントという言葉は絨毯業界で使われていたとのこと。絨毯の毛って、踏まれても、また持ち上がり、フカフカした状態に戻りますよね。このもとに戻る力をレジリエントと言ったとのことです。このイメージはとてもわかりやすい。


 いろんなところでやっている研修の最後に、必ず「落ち込みから戻ってくるのにどうしていますか?」っていうことを書いてみたり、周りの人とシェアしてみたりする時間を作っています。10年も前に出した拙著「感じない子ども こころを扱えない大人」のなかでも紹介してあるのですが、それが承認されたような気がして、なんだか嬉しい気持ちにもなります。この方向性は間違ってなかったんだなぁというように。


負荷がかかって、少しへこんだとしても、そのへこみを元どおりにする力が自分たちのなかにある。なんだか、へこむのがそれほど怖くなくなる感じがするのです。


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