男らしい、女らしいという言葉自体がダメだと思っている人、思考停止してない?


男らしい(私のイメージ)
=力が強い、競争心が強い、物怖じしない、プライドが高い,かっこつける

女らしい(私のイメージ)
=力が弱い、共感力が高い、手先が器用、美しい,可愛い


私は、男性が男らしい部分と女らしい部分それぞれあっていいと思うし、女性が男らしい部分と女らしい部分それぞれあっていいと思う。



でもたまに、"男らしい" "女らしい"という言葉自体がダメだと思っている人がいて、問題はそこじゃないんだよなと思う。

"男らしい" "女らしい"という言葉自体がダメだと思っている人の例)
【可愛いフリフリのワンピースを着ているCさんに対して】
Aさん「そのワンピース、女の子らしくて可愛いね!」
Bさん「今の時代、女の子らしいとか言っちゃダメなんですよ!!」
Aさん「あらそうなの!Cさん、女の子らしいなんて言ってごめんなさいね😢」
Cさん「.....?」

【重たい荷物を持ってくれたCさんに対して】
Aさん「そんなに重たい荷物を持ってくれるなんて男らしいね!」
Bさん「今の時代、男らしいとか言っちゃダメなんですよ!!」
Aさん「あらそうなの!Cさん、男らしいなんて言ってごめんなさいね😢」
Cさん「.....?」

私は "男らしい" "女らしい"という言葉はあって当たり前だと思う。


まずそもそも、男と女じゃ体の作りが違うんだから力の強さが違って当たり前。力の強さが違うから、狩猟時代、食料となる動物を狩りに行くのは男で、女は安全な場所で男の帰りを待つ。

まずは女について。

女は男の帰りを待っている間も、一人でいると危ないので周りの女たちと身を寄せあって生き延びる。よって、共感力が高くなった。

さらに女は、男の帰りを待っている間、草木で衣服を作ったり、男が狩ってきた動物を調理したりした。
よって、手先が器用になった。

そしてなにより、女は男に守ってもらわないと(男に好かれないと)生きることが出来なかった。
よって、美しく可愛くいれるよう意識するようになった。

次に男について。

前述した通り、男は女に比べ、力が強いため、狩りに出る。狩りに出るとそこは弱肉強食の世界。強い者が勝ち、弱い者は負ける。
よって、競争心が強く、物怖じしないようになった。

また、自分を大きく、強く見せることで相手を萎縮させ勝率を高くすることができる。
よって、プライドを高く持つ(かっこつける)ようになった。


男と女の役割を大きくわけ、特性に違いをもたらしたきっかけは狩猟時代にある。そしてその後も、女は家で料理を作ったり裁縫をしながら男の帰りを待つ、男は外へ仕事へ行くというスタイルが少なくとも昭和の時代までは大多数だった。

このような時代が何千年と続いてきた中で、"男らしさ" "女らしさ"という言葉が産まれ、それが使用されるのは当たり前で何も悪いことではないと思う。

問題なのは、"男らしい" "女らしい"という言葉そのものではなく、見た目や心が男だから女だから、男らしく女らしくなきゃいけないという考えだと思う。

見た目や心が男だから女だから、男らしく女らしくなきゃいけないという考えの人の例)
【見た目も心も女性のCさんがプロレスを始めた時】
Bさん「なんで女の子なのにプロレスなんてはじめるの!もっと女の子らしくいなさい!」
Cさん「.....😢」

【見た目は男性で心が女性のDさんが男性ファッション誌を読んでいた時】
Bさん「あなた心は女性なんでしょ?なら女の子らしく、こっち読んだら?(女性ファッション誌を手渡す)」
Dさん「.....?😢」

↑Bさんみたいな考えが問題だと思う!
好きなものを好きにやればよいと思うのよ。それを否定したりコントロールする権利なんて他の誰にもない。



これ書いてて気づきましたが、"男らしい" "女らしい"という言葉をわざわざ使う必要もないのかなとも思ってきました。力持ちだね!とか器用だね!とかって言えば済むじゃねーかと。つまりボキャブラリーを増やせば、男らしいとか女らしいとか使う必要なくなるのでは?!と思いました!私は言語化能力も高めたい!!

この文章を通して伝えたいのは、その場とかその時代の雰囲気とかに合わせて思考停止になるとよくないのでは?ということです!

以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました!

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