見出し画像

【留学準備④】防疫ホテルと航空券の予約

こんにちは。台湾留学中のナナです。

前回は、過酷な戦いを乗り切って(?)なんとかビザ受け取りまでこぎつけた話をしました。

さて、ビザ申請が終わったら、いよいよ準備の大詰め段階、そして非常に重要なステップである「防疫ホテル」と「航空券」の予約にうつります。

航空券→防疫ホテル」

の順に予約しましょう。

航空券を予約する

まず最初に、航空券の予約をしました。

なぜなら、防疫ホテルをとるときに、航空券の情報(フライト番号、何時に空港に到着するのか)を入力する必要があるためです。

飛行機はスクート(scoot)に決定

航空会社としては、これまで一人で海外旅行をしたことらなかったため、ひたすら自分で情報収集しました。
知り合いからは、「スターラックス」がおすすめであるとの情報をもらったのですが、調べてみたらすでに8/22の便は満席でした。

なにを重視するのか、それは人それぞれだと思いますが、私の場合は

「安さ第一」

でした。情報収集のなかで、

「LCC(格安航空)はやめたほうがいいとエージェントから言われた」

などの声も上がっていましたが、わたしが調べるかぎりでは、LCCの欠点としては
「遅延・欠航などが起こりやすい」
「座席が狭い」
くらいのものだったため、LCCで探すことにしました。

その結果、わたしが選んだのは

「スクート(scoot)」

というシンガポールの格安航空です。
スクートを選んだ理由としては、

  • 1回であれば、当日の出発4時間前まで無料で便変更が可能(ただし、変更後の便がもとの便より高額だった場合、差額を支払う)

  • 8/22にとれる航空券のなかでもっとも安く、時間帯も適切だったから

になります。
結果的にスクートでなんの問題もなかったので、正解だったと思います。

スクートのプランについて

スクートについてすこしだけ紹介したいと思います。
スクートには、大きく分けて

  1. ビジネスクラス(広めのシート、預け入れ30㎏、機内持ち込み15kg)

  2. エコノミークラス

の2つがあり、エコノミークラスにはさらに

  • Fly(エコノミーシート、預け入れ荷物なし、機内持ち込み10kg)

  • Fly Bag (エコノミーシート、預け入れ20㎏、機内持ち込み10kg)

  • Fly Bag Eat(エコノミーシート、預け入れ20㎏、機内持ち込み10kg、機内食付)

に分かれています。

エコノミークラスの3つのプラン

公式サイトからもご確認ください。

わたしは、エコノミークラスの「Fly Bag Eat」を選びました。

ただ、20kgというとスーツケース1つ分くらいの量なので、もっと大量に荷物をもっていきたいというかたは、ビジネスクラスを選ぶか、ほかの航空会社を検討してもよいかもしれません。

わたしとしては、足りなければ現地で買いそろえればいい、大量に持って行っても現地での移動が大変、という発想だったので、結果的に20kgでじゅうぶんでした。

そのあと、オプションで座席指定(700円)も追加したので、合計料金としては25,000ほどになりました。

支払明細

旅程の詳細もメールにて届くはずですので、内容を確認し、コピーしておきましょう。

旅程詳細

航空券予約の際の注意点

今回わたしが紹介したスクートはあくまで一例であり、荷物量や値段など、ご自身が重視するものにあわせて選んでください。

ただ、注意しなければならないのが「到着地点」です。
わたしのときは、学校から

「桃園空港(TPE)」

に到着する便で来るように、との指定がありました。(しかも例によって、目立たないところにしれっと書いてありました)

学生管理の観点からなのか、感染対策の意味なのかはわかりませんが、現在ではどの語学学校においても「桃園空港」に到着する決まりになっているのだと思います。

ほかにも、「この日からこの日までに到着するように」との指定がある場合が多いと思いますので、学校から送られてくる資料にはすみずみまで目を通しておきましょう。

↑学校から送られてきた資料の一部。
要約すると、「8/16-23に渡航するように」「必ず桃園空港に到着するように」とのこと。

まとめると、

  • 桃園空港に到着する便かどうか

  • 学校が指定する日付で予約できているか

に気を付ける必要があります。

防疫(隔離)ホテルを予約する

航空券の予約が完了したら、すぐにホテルの予約にうつります。
わたしのときは、「3+4(3日の隔離と、4日の自主隔離)」が入境するときの決まりでした。

ただし、台湾に実家がある人などを除いては、自主隔離期間もホテルですごすことになります。

隔離ホテル検索サイトについて

学校によっては、学校側で隔離ホテルを予約してくれるところもあるようですが、成功大学の場合は、自身で予約するように、とのことでした。

予約するときのサイトとして、

がすすめられていました。
わたしは2番目、Mr.hostで予約をとりました。

Mr.hostのサイト

このように、台北・高雄・台南など、都市ごとに予約可能なホテルと値段が掲載されており、興味のあるホテルのURLをクリックして予約ページに飛びます。

値段の相場としては、だいたいNT$1500~2500/1泊くらいだと思います。

ホテル予約の際の注意点

わたしがアドバイスしたいこととしては、おもに以下の3点です。

  1. ホテルを予約する際、学校側から場所の指定はあるか

  2. そもそも指定された期間予約できているか

  3. 朝・昼・夜の3食付きか

  4. 直前までキャンセル可能か

まず1点目については、大学によっては「台北市内で予約するように」「高雄でないとダメ」など、場所を指定されるケースがあることに気をつけましょう。

成功大学の場合は、特になんの決まりもありませんでした。
その場合、考えるべきことは「台北にするか」「台南(などもっと大学に近いところで予約するか)」ということになります。

桃園空港から隔離ホテルまでは、公共交通機関を利用できないため、空港で防疫タクシーにのって移動する必要があります。

そのため、たとえば成功大学のように台南に学校がある場合、

【台北でホテルを予約するメリット】
・空港からタクシーに乗っている時間が短くてすむ
【デメリット】
・隔離明けに、自分で重い荷物を持って台南まで移動しなければならない

逆に、台南でホテルを予約する場合、

【台南でホテルを予約するメリット】
・隔離後に長距離を移動する必要がない
【デメリット】
・桃園空港から台南の隔離ホテルまでノンストップでタクシー移動しなければならない(4時間くらい)、タクシー代が高くついてしまう

ことになります。
その人次第ですが、わたしは台北近くでホテルを取り、隔離終了後は自分で公共交通機関をつかって台南まで移動することにしました。
(個人的に、4時間もタクシー運転手と二人、という環境がなんとなく嫌でした笑)

つぎに2点めについてですが、隔離の日数は

入国日を0日としてカウントする必要があります。

つまり、たとえば8月22日に入国するとしたら、その日を0日として7日間の隔離になるので、ホテルを出られるのは8月30日となるわけです。
ですので、7日間の隔離といいつつ、実際には8泊分予約する必要があります。

3点目については、読んで字のごとしですが、3食つきであることを確認しましょう。
最初の3日間は完全に外に出られないので、朝昼晩と、ホテルに食事を提供してもらうからです。

4点目の、直前までキャンセル可能か、という点も重要です。
急な欠航、体調不良、台風…など、考えられるリスクはたくさんあります。
キャンセルポリシーをしっかり確認しましょう。

隔離ホテルの予約において大事なことをひとことでまとめるなら、

「値段の安さだけで決めない」

これに尽きるのではないかと思います。(航空券のときと言ってることが逆ですが笑)

仮にも3日間閉じ込められるわけなので、あまりにも安いところを予約すると、「不衛生、アメニティが少ない、隔離ごはんが全然美味しくない」なんてことがあったり、あるいは食事がついていないプランだった、なんてことも考えられます。

どこを予約するにしても、Googleの口コミを参考にするといいかもしれません。だいたいの部屋の雰囲気や食事内容、英語や日本語が通じるか、などなどたしかめられたほうが安心感があります。

また、4日間の自主隔離期間に外出できないケースもあるようです。
これは語学学校やホテルによって対応が異なるところでもありますが…

とにかく、隔離ライフを快適なものにするためにも、しっかり事前リサーチしておくことが重要でしょう。

語学学校に報告する

さて、航空券とホテルがとれたら、ビザ情報とともに語学学校に提出します。

そのあと、学校から「入境許可書」が送られてくるのを待ちましょう。
だいたい7~10日で送られてくるはずです。

また、いったん学校に航空券やホテル情報を提出したら、許可なく勝手に変更してはいけません。

どうやら航空券やホテル情報をもとに入境許可書が作成されているようで、もし勝手に変更してしまえば、入境許可書の内容と食い違い、入境できなくなってしまうからです。

理由があって変更する場合には、かならず語学学校に相談してください。

長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?