なぜ「藝大」と書くのか
私は現在描いている受験のまんがで東京藝術大学を“藝大”と書いています。
「あれ?」って感じた方もいるかもしれません。
みなさんトウキョウゲイダイって言われると“芸大”ってイメージされると思います。
でも実は芸大って、他の芸術大学のことも指しているんです。
例であげれば、京都市立芸術大学・愛知県立芸術大学・金沢美術工芸大学・沖縄県立芸術大学・大阪芸術大学エトセトラ…。
そう、これらの大学に通ってる学生にとってはみんな芸大なんです。
イラストレーターの中村佑介さんもこの話に突っ込んでましたね。
「芸大って東京芸大のことだけじゃないから!俺の通ってた大学も芸大だから!」(中村祐介のラジオより)
たしかに。と私も思いました。
そして藝術大学と名乗っているのは、実は東京藝大だけなんです。
だから他の大学と分ける意味で私は“藝大”の文字を使っているのでした。
古い言い方ではあるみたいですが、調べてみると“藝”は植えるという意味でもあるようです。手を添えるという意味も含まれているみたいです。
なんか良い…。
手で書こうとすれば面倒臭いことこの上ない“藝大”ですが、
タイピングならばこの通りらくらく。
そんなわけでやたら細かいこだわりのお話でした。漫画読むときに藝大の字がうるさかったら申し訳。
漫画を描く制作環境を整えるため、モチベーション向上のためご支援頂けたら幸いです。何卒、よろしくおねがいします!