マガジンのカバー画像

女性の昇進・職場のジェンダーギャップ

19
女性のキャリアと職場でのジェンダーギャップについて生の体験談をまとめてます。
運営しているクリエイター

#ビジネススキル

大企業の女性執行役員がまだ珍しいようなので

自己紹介を兼ねて、わざわざnoteに記事を書くことにした理由を書こうと思う。きっかけは、Facebookでストレス解消と承認欲求を満たすために書き散らした投稿が意外と読んだ人のヒントになっていることをがわかったからだ。 私を直接知っている人が持つイメージほど、実は華々しいキャリアを歩んできたわけではない。まず、就職活動に失敗して大学を1年留年したし、管理職の打診を断ったこともあるし、人事権のある正式な管理職になったのも30代終盤だったし、執行役員になったのも割と最近で、同年

昇進のためにどのように自分を変えてきたか

先日、一緒に中途入社した同僚に「昇進するたびにどのように自分を変化させてきたかを知りたい」と言われた。6年前に同時に中途入社したときに私は課長で、その後、部長・執行役員と昇進したのだが、その同僚は部長で入社して今も部長を続けている。 彼が言うに、例えば、某取締役は有能な人だが、仕事をしていたら自然に昇進して取締役になったという印象。それにくらべて私は意識的にポジションを取りに行っているように見える、とのこと。近しい同僚として私のことを観察してきたけど、本人がどのように考えて

子育てと両立する部下のために工夫したこと

6年前に今の会社に転職したときの部下だが、久々に彼女が主催するミーティングに出た。そこでしっかり場をしきっている姿を見て、とても頼もしく思った。6年前、直属の上司になった時は、彼女が育休から復帰した直後で、子育ての両立ができるか不安そうにしていた。一緒に仕事をするにつれ、彼女の強みは絶対うちのチームに欠かせないと思ったので、良い形で支援する方法を模索することにした。ご本人の努力や家族の支援、またいろいろと良い条件が重なって、今は、他の部門からひっぱりだこになるような貴重な戦力